感想:海外ドラマ「スパイ大作戦」第42話(シーズン2 第14話)「よみがえる記憶」

スパイ大作戦 シーズン2<トク選BOX> [DVD]

スパイ大作戦BSジャパン http://www.bs-j.co.jp/missionimpossible/
スパイ大作戦 パラマウント http://paramount.nbcuni.co.jp/spy-daisakusen/
放送 BSジャパン

【※以下ネタバレ】
 
シーズン2(29~53話)の他のエピソードのあらすじ・感想は、以下のページでどうぞ
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第42話 よみがえる記憶 The Echo of Yesterday (シーズン2・第14話)

 

あらすじ

軍事産業界の大物とネオナチのリーダーを結託を阻止すべく、シナモン(バーバラ・ベイン)が動き出す。大物に近づき、ヒトラーに殺害された亡き妻の記憶を呼び起こすことができるのか。


ネオナチのリーダー、フランク大佐が、軍事産業界の大物ケルマンと手を組むことに…。ナチスの再来を阻むため、シナモン(バーバラ・ベイン)が若き写真家となりケルマンに接近、フェルプス(ピーター・グレイブス)はアメリカのネオナチメンバーに扮しフランクに近づく…。果たしてIMFは、ケルマンとフランクの関係を壊すことが出来るか!?

※DVD版のタイトルは「イメージをだぶらせろ」。


【今回の指令】
 ヨーロッパ随一の軍需工場の経営者であるオットー・ケルマンは、最近復興した新ナチの指導者マーカス・ヴォン・フランク大佐(Colonel Marcus von Frank)と手を結ぼうとしている。もし両者が結託すれば、ヴォン・ブランクが第二のヒットラーとなって世界に危機をもたらす可能性が高い。IMFは両者の暗躍を阻止しなければならない。


【作戦参加メンバー】
 レギュラー:フェルプス、ローラン、シナモン、ウィリー
 ゲスト:ダン(劇団の大道具係)、他一名


【作戦の舞台】
 欧州某国


【作戦】
 シナモンは、大学生の写真家という設定でケルマンに近づく。ケルマンの妻は1932年に自殺したことになっていたが、ヒットラーに殺されたというのが真相だった。シナモンは髪型や写真家という設定をケルマンの妻に似せて親近感を抱かせ、ケルマンの屋敷に入り込むことに成功する。

 同じころ、フェルプスは、アメリカからやってきたネオナチのメンバーとしてヴォン・フランクに取り入る。フェルプスはヴォン・フランクに、シナモンは何か怪しいと吹き込み、さらにシナモンが学生ではなく一週間前にイギリスに来たばかり、という証拠を持ち出す。

 ローランとウィリーはシナモンからの情報で、1932年当時のケルマン邸に有った家具を用意する。そしてシナモンがケルマンに一服盛って眠らせると、ローランたちは部屋の中の調度品を入れ替える。さらに薬で朦朧としたケルマンの前で、ローラン演じるヒットラーがシナモン演じるケルマンの妻を、売国奴だと言って撃ち殺す芝居を見せる。その後IMFチームは、ケルマンが意識を失ったすきに、また家具を元通りに戻す。

 そこにヴォン・ブランクとフェルプスが現れ、シナモンはスパイだと糾弾し、ヴォン・フランクは(フェルプスが用意した)銃でシナモンを撃ち殺す。その場面を見たケルマンは、先ほどのヒットラーが妻を撃ち殺したシーンを思い出し、怒りに駆られてヴォン・フランクを射殺する。そして自首するため警察に電話する。最後にフェルプスが、実は生きていたシナモンを助け起こすシーンで〆。


監督: レオナルド・J・ホーン
脚本: マン・ルービン


感想

 評価は○。


 スパイ大作戦でお馴染みの「ナチスの復活を阻止する」系のエピソードだが、あまり手の込んだ計略を展開するわけでもなく、面白さとしてはもう一つだった。


 今回の舞台はヨーロッパのどこかだが、ネオナチの復興と言っているし、読んでいる新聞はドイツ語だし、「お嬢さん」の意味でフロイラインと呼びかけているし、と、どう考えても西ドイツである。別に西ドイツなら西側の国だから、あいまいにしなくても良い気がするのだが、ネオナチ云々という話題で実在の国名を出すのはまずいということだったのだろうか。

 劇中ではターゲットの悪役の事を「【ヴォ】ン・ブランク」と呼んでいたが、綴りは「Colonel Marcus von Frank」なので、21世紀人ならば「【フォ】ン・ブランク」と呼ぶのは間違いない。このエピソードが日本で放送されたのは1960年代終わりだが、その頃は Von はヴォンと呼んでいたのか気になるところである。

 IMFの計略は筋書き自体はあまり大したことはなかったが、最後の大仕掛けが面白いというか、屋敷の中の調度品・手にした新聞その他を全て1932年当時のものに入れ替え、さらにローランがヒットラーに変装して、ケルマンの前で小芝居を演じて見せるシーンは、つい笑い声が漏れてしまった。この手の大げさなくらいの芝居でターゲットをだましに行くのが、スパイ大作戦の醍醐味と言えよう。

 劇中ではケルマンはただの親切な金持ちだったので、最後にケルマンが自ら警察に電話をかけて自首するシーンは、なんとなく哀れを催してしまった。

 ところで今回はバーニーは欠席(?)だった。秘密の小道具が必要ない作戦だったので、フェルプスが呼び出さなかったのだろうか。


 今回のゲストキャラのケルマンの声は久米明氏でした。


参考:今回の指令の入手方法

 フェルプスが車を道路に止めて、あらかじめ停車していたもう一台の車に乗り換える。車のダッシュボードの蓋を開けると、中には大きめの封筒と8トラックカセットテープが入っている。フェルプスはテープを再生して指令を聞きつつ、封筒の中の写真を確認する。指令は最後に「なおこの録音は自動的に消滅する」といい、テープから煙が吹き上がる。


参考:指令内容

 おはようフェルプス君。写真の人物はマーカス・ヴォン・フランク大佐といって、最近復興した新ナチのリーダーである。そしてヨーロッパ随一の軍需工場を持つオットー・ケルマンは、その膨大な工業力を挙げてヴォン・フランク大佐の支配下に委ねようとしており、これが実現すればその強大な経済力をバックに第二のヒットラー、ヴォン・フランクが誕生することは、火を見るより明らかである。

 そこで君の使命だが、このオットー・ケルマンとヴォン・フランク大佐の暗躍を封じることにある。例によって、君もしくは君のメンバーが捕らえられ、あるいは殺されても、当局は一切関知しないからそのつもりで。なお、この録音は自動的に消滅する。成功を祈る。


シーズン2(29~53話)の他のエピソードのあらすじ・感想は、以下のページでどうぞ

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【アニメ】CS放送「東映チャンネル」で3月から「キャプテンフューチャー」を放送開始!! \(^▽^)/

コロムビア・サウンド・アーカイブス キャプテンフューチャー オリジナル・サウント・トラック-完全盤-

東映チャンネル | キャプテンフューチャー 3月20日(月) 放送スタート!毎週(月)19:00~20:00
http://www.toeich.jp/program/1T0000010881/201703
キャプテンフューチャー


アメリカのSF作家エドモンド・ハミルトンの原作をアニメ化したSFアニメの傑作。科学者ニュートン夫妻の遺児カーティスはキャプテンフューチャーと名乗り、<生きている脳>サイモン教授とロボットのグラッグ、アンドロイドのオットーの三人とともに宇宙の正義と平和のために戦うのだった。全52話。

放送話数 全 52 話
制作年度 1978


3月20日(月)スタート


監督 勝間田具治、佐々木正広、森下孝三 他
脚本 辻真先金子武郎神波史男星山博之
出演 (声)広川太一郎増山江威子川久保潔野田圭一緒方賢一

 
 来た来た来たぁぁぁ!! 伝説のSFアニメ「キャプテンフューチャー」のテレビ放送が決定しましたぁぁぁ \(^▽^)/


 「キャプテンフューチャー」は、NHKで「未来少年コナン」の後番組として、1978年から1979年まで約一年間放送されたアニメで、SF作家エドモンド・ハミルトンの原作小説を日本流に独自アレンジしたスペースオペラ。故・広川太一郎が演じる正義の人「キャプテンフューチャー」が、宇宙の悪党と戦ったり、宇宙的危機に対処したりするという王道冒険ドラマで、放映当時はめちゃくちゃ楽しみにして見ていたものでした。


 ところがこのアニメ、何か権利関係でややこしいことになったらしく、他の懐かし昭和アニメと違って全くパッケージ化されることも無く、何十年も幻の作品のままとなっていて、昭和にアニメキッズだったおっさんたちを嘆かせていました。

 そして、初放送から38年経った2016年になって、ようやくブルーレイボックスが発売され、あちこちから歓喜の声が上がっていたのですが、さすがに合計46,000円というお値段は敷居が高く、未だ購入に至っていませんでした……、貧乏が恨めしい……


 しかし、そんな懐具合の寂しい人間のために、東映チャンネルが大英断をぶちかましてくれました。ボックス発売から一年も経っていないのに、CSでの放送を決定してくれたのです。やったぜ!!


 東映チャンネルは去年(2016年)の10月に、ブルーレイボックス発売記念(多分)で、1時間スペシャルエピソード「華麗なる太陽系レース」を放送してくれたのですが、

アニメ「キャプテンフューチャースペシャル「華麗なる太陽系レース」(1978年) - セントラル・ステーション分室
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 多分視聴者から「どうせなら全話放送してくれ!!」という要望が殺到したのだと推測します。全52話を毎週2話ずつ放送するというペースは、実に良い塩梅というか、それなら半年契約しても一万円かかりませんから、懐にも優しいし、見る方としても3日で1話くらいのペースでいけばいいと思うと気が楽です。


 マスクが大爆笑物だった破壊王(レッカー)とか、キャプテンの宿敵キャラ・ウル・クオルンとかにまた会えると思うと、嬉しさで身震いしそうですよ。


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恐怖の宇宙帝王/暗黒星大接近! <キャプテン・フューチャー全集1> (創元SF文庫)

感想:アニメ「龍の歯医者」前編「天狗虫編」

龍の歯医者 クリアファイル

NHKアニメワールド 龍の歯医者 http://www.nhk.or.jp/anime/ryu/
放送 NHK BSプレミアム

【※以下ネタバレ】
 

彼の国には龍が棲んでいる──
神話によれば、古の人々との契約により、龍は人を助け、人は龍を助けるという…


舞台は “龍の国”。
主人公は、国の守護神 “龍”を虫歯菌から守る新米・歯医者の野ノ子。


隣国との戦争が激化する中、ある日彼女は、龍の歯の上で気絶した敵国の少年兵を見つける。
少年の名はベル。
大きな災いの前に龍が起こすと言われる不思議な現象で、巨大な歯の中から生き返ったものだった。


自らが置かれた状況に戸惑うベル。そして彼を励まし、彼を龍の歯医者として受け入れる野ノ子。
激しい戦いに巻き込まれながら、二人はやがて自らの運命を受け入れて行くことに…


かつてない壮大なスケールで描かれる冒険ファンタジー!

 

前編 天狗虫編 (2017年2月18日(土) 20:00~20:46放送)

 

あらすじ

エヴァ」ゆかりの制作陣がおくる新作大型アニメ、いよいよ前編!【原作】舞城王太郎【監督】鶴巻和哉【声】清水富美加岡本信彦山寺宏一林原めぐみ松尾スズキほか


主人公の野ノ子は、人知を超えた力で国を守護する“龍”を虫歯菌から守る、新米の“龍の歯医者”だ。ある日、野ノ子は龍の歯の上で、敵国の少年・ベルを救い出す。戦乱のなかで命を落としたベルだったが、“黄泉帰り(よみがえり)”という現象で生き返ったのだった。自らの置かれた状況に戸惑うベル。思いがけず、ベルが“後輩”となったことで、意気込む野ノ子。しかし、“黄泉帰り”とは、大きな異変の前兆だった…。


【声】清水富美加岡本信彦山寺宏一林原めぐみ松尾スズキ名塚佳織徳本恭敏高木渉櫻井孝宏津田健次郎

 和風な異世界。二つの国が戦争をしている模様。片方の国は、空を飛ぶ巨大な龍の背中に軍事施設的な物を建設して兵器として活用している。その竜の大事な歯を維持管理するのが「竜の歯医者」と呼ばれる人々だった。

 若手の歯医者の一人である「野ノ子」は、ある日、歯の中から出現した敵国の兵士「ベル」と出会う。ベルは戦場で死んだ後、「黄泉帰り」という不可思議な現象によりこの世に舞い戻ったのだった。歯医者の指導者である「悟堂」は、ベルを歯医者にすることに決める。ベルは野ノ子たちの指導で少しずつ歯医者らしくなっていく。

 竜の歯からは様々な不可思議な生物が湧いて出て来るので、それを退治する必要があった。しかしある日歯から「天狗虫」という凶悪な生物が出現し、歯医者たちは大被害を出しながらもなんとか天狗虫を退治する。しかし天狗虫の発生は自然現象ではなく、実は歯医者の一人「柴名」がひそかに飼っていたものを解き放ったものだった。柴名は歯医者でありながら、その生き方を完全否定する。そして柴名のせいで竜の歯が一本脱落し、野ノ子とベルは巻き込まれて地上へと落下してしまう。続く。



■感想

 評価はまあ〇。


 世界観の説明とかを完全に放棄した雰囲気だけの作品ですが、まあ、アクションとか見ている分には退屈しないし、山ちゃんとか林原めぐみとかベテランの味のある演技が聞けるので、そこそこは行けるなと。あくまで「そこそこ」ですけどね。

 しかし、主役がつい先日電撃引退して大騒ぎを引き起こしている清水富美加なので、もうその点にばかり意識が行ってしまうよなぁ。この仕事もさぞ嫌々やっていたのかな?とかそんなことばかり気になってしまって……

原作・脚本
舞城王太郎


脚本
榎戸洋司


キャラクターデザイン・作画監督
関修一


プロデューサー
緒方智幸
苗代憲一郎


アニメーションプロデューサー
岡島隆敏


制作統括
土橋圭介
柴田裕司
川上量生
庵野秀明


アニメーション制作
スタジオカラー


監督
鶴巻和哉




キャスト
野ノ子
清水富美加


ベル
岡本信彦


悟堂
山寺宏一


柴名
林原めぐみ


ブランコ
松尾スズキ


有栖川
名塚佳織


修三
徳本恭敏


宗達
高木渉


小澤
櫻井孝宏


ギレリ
津田健次郎

 

2017年視聴映画のあらすじ・感想の一覧は以下のページでどうぞ

2017年視聴映画あらすじ・感想一覧
 
 

感想:アニメ「風夏」第7話「大炎上!」

風夏(14) (講談社コミックス)

TVアニメ『風夏』公式サイト http://fuuka.tv/
放送 BS11

【※以下ネタバレ】
 

第7話 『#7 大炎上!』

 

あらすじ

 学園祭が間近に迫り、優たちのバンドは初ライブに向けて最後の追い込みに入っていた。ところが、その矢先、ツイッターで優と小雪のツーショット写真が拡散され大騒ぎになる。小雪の事務所は写真は小雪によく似た別人という事で乗り切ろうとするが、小雪はテレビの生放送で写真が本人であると認め、相手は恋人ではなく友人で、「片思いの相手」だと言ってしまう。

 優のツイッターアカウントは特定されて大炎上となり、さらにライブをめちゃくちゃにしてやると言う脅迫予告まで書き込まれる。優は風夏たちにひたすら謝罪するが、他のメンバーはまるで動じていなかった。

 学園祭当日。小雪は優の初ライブを見るため変装してこっそり学校にやってくるが、ライブ会場は優に敵意むき出しの小雪ファンで埋め尽くされていた。この状況でも優は怖気づかず、仲間と共にステージへと向かった。


●脚本:待田堂子 ●コンテ:ひいろゆきな ●演出:ひいろゆきな

感想

 えーと、今回の騒動はどう考えても小雪が100パーセント悪いよね? 穏便に「あの写真の人は別人です」としらを切っておけばすぐに騒動は鎮静化しただろうに、下手にテレビで煽っちゃうから、ニコ君(優)が吊るしあげを食らう羽目に…… 告白は後でまたこっそり会いに行ったときにすればいいのに。


風夏 B2タペストリー A
 
Fair wind ―瀬尾公治画集―

感想:WEBコミック「キン肉マン」第198話「零の力!!の巻」

キン肉マン 57 (ジャンプコミックスDIGITAL)

週刊プレイボーイ http://wpb.shueisha.co.jp/comic_novel/

【※以下ネタバレ】
 

第198話 零(ゼロ)の力!!の巻 (2017年2月20日(月)更新)

 

あらすじ

悪魔将軍vsストロング・ザ・武道(ブドー)の一戦。まずは、すべての完璧超人始祖(パーフェクト・オリジン)のあらゆる特性を兼ね備えるストロング・ザ・武道(ブドー)が、圧倒的パワーを見せつけペースを握る。一方の悪魔将軍も、「地獄の断頭台」へと続く必勝パターン、「地獄の九所封じ」で反撃に転じる。ところが武道(ブドー)は、強靭なブリッジでそれを阻止! 逆に、技の続きを悪魔将軍に食らわせた---!!

 「悪魔将軍/ゴールドマン VS ストロング・ザ・武道/超人閻魔」戦。

 武道は悪魔将軍の超人パワーを吸い取った後、さらに地獄の九所封じを続行し、師匠の自分は超えられないという恐怖心を受け付けてやるとうそぶく。しかし悪魔将軍は配下の者たちに「弟子は師匠を超えよ」と伝えてきており、自分自身が師匠越えを果たせなくては恰好が付かないと言って技を振りほどく。

 そして悪魔将軍は必殺技・地獄の断頭台の態勢に入るが、超人パワーを吸い取られていたために技に勢いがなく、簡単に逆転された挙句に、武道の「冥府頭壊手」を極められてしまう。しかし悪魔将軍は硬度調節機能で体をダイヤモンドに変換しており、ダメージを受けていなかった。

感想

 あ、懐かしいダイヤモンドの体。最初っから硬度10の体にしていたら、九所封じとか食らわずにすんだんじゃね?


攻防

武道:悪魔将軍と握手する態勢で超人パワーを吸収→地獄の九所封じ「超人圧搾機」
悪魔将軍:一本背負いで脱出→ダブルアームの態勢で回転して空中に放り投げる→地獄の断頭台
武道:空中で切り返して手刀「冥府頭壊手」(めいふとうかいしゅ)
悪魔将軍:体をダイヤモンドにして防御→逆立ちになってキック


※超人圧搾機=「地獄の九所封じ」の一つ。立ち関節技。相手の後ろから飛びついて、両腕で羽交い絞めしつつ、両足は相手の足に絡みつく。

※冥府頭壊手(めいふとうかいしゅ)=手刀。空中で相手の喉に手刀を当て、そのまま落下して首を破壊する技。

※地獄の断頭台=「地獄の九所封じ」の一つ。ニードロップ。相手を空中に放り投げておいて、相手の喉に膝を落としそのまま落下して首を破壊する技。悪魔将軍の必殺技。


[参考]完璧超人始祖の一覧

00 “完璧・零式(パーフェクト・ゼロ)”   ザ・マン/超人閻魔
01 “完璧・壱式(パーフェクト・ファースト)”ゴールドマン/悪魔将軍[天のダンベル]
02 “完璧・弐式(パーフェクト・セカンド)” シルバーマン/銀のマスク[地のダンベル]
03 “完璧・参式(パーフェクト・サード)”  ミラージュマン(死亡)[氷のダンベル]
04 “完璧・肆式(パーフェクト・フォース)” アビスマン(死亡)[焔のダンベル]
05 “完璧・伍式(パーフェクト・フィフス)” ペインマン(死亡)[風のダンベル]
06 “完璧・陸式(パーフェクト・シックス)” ジャスティスマン[光のダンベル]
07 “完璧・漆式(パーフェクト・セブンス)” ガンマン(死亡)[土のダンベル]
08 “完璧・捌式(パーフェクト・エイス)”  シングマン(死亡)[星のダンベル]
09 “完璧・玖式(パーフェクト・ナインス)” カラスマン(死亡)[闇のダンベル]
10 “完璧・拾式(パーフェクト・テンス)”  サイコマン(消滅)[雷のダンベル]

 

他のエピソードのあらすじ・感想は、以下のページでどうぞ

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CCP マスキュラー コレクション EX 悪魔将軍 地獄のメリーゴーランド元祖原作カラーアドベントVer.
S.H.Figuarts ビッグ・ザ・武道

感想:オカルト系番組「幻解!超常ファイル ダークサイド・ミステリー」『File-19 ニッポン幻の怪獣&超常現象トレンド』

NHK 幻解! 超常ファイル ダークサイド・ミステリー (教養・文化シリーズ)

幻解!超常ファイル ダークサイド・ミステリー http://www4.nhk.or.jp/darkside/
放送 BSプレミアム

【※以下ネタバレ】
 
※過去の放送の内容・感想は、以下のページでどうぞ
d.hatena.ne.jp
 

『File-19 ニッポン幻の怪獣&超常現象トレンド』 (2016年12月30日(金) 21:00~22:00)

 

http://www4.nhk.or.jp/darkside/x/2016-08-20/10/34856/2357073/
幻解!超常ファイル「ニッポン幻の怪獣大捜査&超常現象トレンド2016」


懐かしの昭和、日本各地に怪獣がいた!山には謎の猿人ヒバゴン!湖には水棲獣クッシー!現地取材で今明かされる真相とは?▽芸能人の心霊写真?未来人の予言?火星ゴリラ?


懐かしの昭和・1970年代、日本各地に怪獣が現れた!中国山地には謎の猿人ヒバゴン!北海道屈斜路湖には水棲獣クッシー!その正体は何だったのか?当時の日本に何が起きていたのか?現地取材と関係者の証言で事件の原点を探ると、意外な事実が…。40年以上経った今だからこそ明かされる真相とは?▽今年2016年はどんな超常現象が流行したのか。人気芸能人の心霊写真?未来人の予言?ネッシーの死体発見?火星にゴリラ?


出演者ほか 【司会】栗山千明,【ゲスト】飯倉義之,【語り】中田譲治

  

1.ニッポン幻の怪獣大捜査


 1970年代、日本は未確認生物の話題で溢れかえっていた。

広島県比婆山山麓で目撃された「ヒバゴン
北海道・屈斜路湖の首長竜的生物「クッシー」
鹿児島県・池田湖の首長竜的生物「イッシー」
山梨県本栖湖の首長竜的生物「モッシー」
山形県大鳥池の「巨大魚タキタロウ
徳島県・剣山の全長10メートルの大蛇
日本全国で目撃されたツチノコ

 そんな中で二大トップと言えるのが「ヒバゴン」と「クッシー」だった。


 ヒバゴンは、山口県比婆山で目撃された類人猿的生物。1970年7月に村人が立て続けに謎の生物と遭遇、やがて地元新聞がとり上げ、マスコミが「ヒバゴン」と名付けたことで大騒ぎになった。大勢の人たちが山に入りヒバゴンを見つけようとしたが、足跡・毛といったものは見つかったものの、ついにヒバゴンそのものは見つからなかった。

 クッシーは、1973年8月に屈斜路湖の湖面に二個の巨大な何かが動いているのが見つかったことで、「何か巨大生物がいる」と騒ぎになり、9月には写真が撮影されている。

 しかしヒバゴンもクッシーも、1970年代以降目撃事例はなく、21世紀現在ではもはや忘れられた存在となり果てている。その正体はいったい何だったのか? 本当に未知の生物がいたのか?


 ヒバゴンは、証拠とされた体毛は「人の毛」あるいは「正体不明」、足跡も「人間のものらしい」と、決定的な物ではなかった。撮影された不鮮明な写真も、専門家によれば「ニホンザルではないか」とのことであった。ヒバゴンの正体としては「外国から持ち込まれた類人猿が何らかの理由で山に放された」「山で暮らしていた人間」「熊の見間違え」など諸説あるが、もはや特定は不可能である。

 クッシーは、「湖面を熊が泳いでいるのを見間違えた」のではないかと推測される。また流木の可能性もある。当時屈斜路湖は火山から流れ込む強酸性の湯のため、魚が棲めないような状態だった。魚がいないのに、それを捕食するだろう巨大生物が生きている可能性があるはずもなかった。


 1970年代のあの未確認生物ブームは何だったのか? それはマスコミの力だった。人は漠然とした「『謎の生物』がいる」では興味を持たない。しかし「ヒバゴン」とか「クッシー」とかいうキャッチーな名前が付くと興味を持ち始める。さらにマスコミが「想像図」と称してビジュアル化すれば、もういるものという感じになってしまう。

 1970年代、日本では地方を旅するムーブメントが発生していた。さらに西表島で新種の生物「イリオモテヤマネコ」が見つかり、「地方の豊かな自然の中には未確認生物がいるのでは?」という幻想が発生していた。一方、地方では過疎化により人を呼び込む必要性に迫られていた。そんな中、未確認生物というのは、過疎地に大勢の人に来てもらうための素晴らしい観光資源だった。このような都会人のロマンと、地方の現実、両者の利害が一致したための未確認生物ブームだった。

 ではなぜ1980年代に未確認生物ブームは去ったのか? それは1980年代になると、そういう未確認生物を科学の目で見るようになってしまい、幻想が丸裸にされてしまったためだった。ブームは1970年代における、都会と地方の共同幻想の産物ともいえるものだったのである。


2.超常現象トレンド2016

 2016年の超常現象のトレンドを分析。


(1)芸能人が撮影した心霊写真が大流行!

・2016/03/09 モデルの益若つばさの写真で足が消えている!?
・2016/11 芸能人りゅうちぇるが森の中で撮った写真の背後に人の顔が!?
・2016/08 声優赤崎千夏が撮った集合写真で一人だけ足が消えている!?

 すべてネットにアップされた写真が大騒ぎになった。しかし調べてみればどれも心霊写真でもなんでもなかった。

益若つばさ→ポーズの関係で足が写っていないだけ
りゅうちぇる→森の中といっても公園で、すぐそこに人が通る道がある。通行人が映りこんだだけと推測される
赤崎千夏→靴と床の色が一緒でまぎれているだけ。じっくり見れば足があることはすぐわかる


 何故すぐに心霊写真扱いになるのか? それはネットの特性。「面白くて話題になるなら、ウソでもどうでもいい」という感覚から来ている。



(2)インターネットで語られた「人工地震説」

 2016年にも日本各地で地震が頻発した。そしてネットではそれらの地震は日本かアメリカの政府が地下に穴を掘り、核爆弾を爆発させて起こしている、という説が流布した。

 証拠は震源の深さ。どの地震も決まって「震源の深さは10キロ」である。自然現象ならこんなことが起きるはずがない。そしてちょうど「地球深部探査船ちきゅう」は深さ10キロの穴を掘ることができる。つまり犯人は「ちきゅう」で、穴を掘っては爆弾を埋め込んでいるのに違いない!!


 もちろん、これらはデマである。

 まず深さ10キロという穴を掘ることの難しさ。ソ連→ロシアが20年以上の歳月をかけて地下に穴を掘った世界最深記録が11キロ。簡単に10キロの穴が掘れるものではない。

 また「ちきゅう」は「海水面から最高深さ10キロまで穴を掘れる」である。これはつまり「海底まで7000メートル」の場所で作業する場合、残り3キロの深さの地面しか掘ることはできない。

 地震震源の深さがそろって10キロ、というのは単に「速報値」だから。その後で正確に調べた結果は、各地震とも震源の深さはバラバラである。

 なによりエネルギー量。マグニチュード9の地震のエネルギーは、日本の全発電所が半年かけて作りだすエネルギーに相当する。そんな巨大なエネルギーを地震なら一瞬にして放出するのである。そのようなエネルギーを人間が作り出せたり、ましてやコントロールしたりできるのか? 不可能としか言いようがない。

 またアメリカが「HAARP(ハープ)」という秘密兵器で人工的に地震を起こしている説もあるが、そもそも証拠も何もない妄想レベルの話でしかない。


 何故人工地震などというデマが流布するのか? それは地震について考えるとどうしても暗いことになってしまうから。すると行き詰ってしまい、最後には「誰かが人工の地震を起こしていたら怖い」とかいう妄想に行ってしまう。地震国日本に住んでいるなら、もっとまじめに考えましょう。



(3)未来人の地震予知

 今年(2016年)ネットでは「2016年5月17日に南海トラフ巨大地震が起きる」というデマが乱れ飛んだ。もちろん実際には地震は起きなかったが、噂を信じた高知市内の小学生が発生時刻とされる時間に教室でカウントダウンを行ったり、ホテルが営業を自粛したりする、という事件が起きた。

 このデマの発端は、自称「2062年から来た未来人」がネットで書き込みを行った内容が元ネタ。しかしその人物も「5月17日」「南海トラフ」という事は書いているが、別に「5月17日に南海トラフ地震が起きる」とは一言も書いていない。しかしネットの人間が勝手に深読み・推測を繰り広げて、『予言』を作り上げた末に、大騒ぎしたのである。

 ネットの世界では、書いていることをそのまま鵜呑みにしてはいけないし、そういう常識も広まりつつある。しかし中には「こんな話、読めばウソだと解るだろwww」と考えて、あえてウソを本当のごとく広める人もいるし、また「嘘を嘘と見抜けない人」もいる。情報を発信する側も「自分はシェアしただけで、責任なんかないよーん」などという態度は許されない。



(4)ネッシーに新展開!

 未確認生物の王様ネッシーに新展開が!


ネス湖の湖畔に首長竜の死体のようなものが打ち上げられていた。ネッシーの死骸か!?
ノルウェーの石油会社がネス湖の湖底を探索したところ、首長竜の横たわった体のようなものを発見!!
・2016年3-4月、ロンドンを流れるテムズ川で謎の影が泳いでいるの映像が二件撮影された。ネッシーがロンドンに出現か!?


 さて、真相は、

ネッシーの死骸→テレビ番組用の作り物
・湖底のネッシー→1970年公開の映画「シャーロック・ホームズの冒険」で使われるはずだったネッシーの模型。撮影前に水没してしまったものが、50年ぶりに見つかった
テムズ川ネッシー→この画像以外に怪物の目撃情報が無い。フェイク画像の疑いが強い

 となりました。



(5)明らかになる火星の世界

 UFO研究者たちは、火星探査機が送ってくる写真に生物や文明の兆候がある!と大騒ぎしている。彼らが見つけたのは

・火星リス
・火星カニ
・火星ヘビ
・火星スプーン
・火星ゴリラ

 さて、人があるものを何か別のものに見えてしまう現象を「パレイドリア」という。点が横に2個並び、その下に線が一本あると、人の顔に見えてしまうあれである。人は真実を見るのではなく、自分が見たいものを見るのである。


感想

 いやー、ヒバゴンにクッシーとは……、昭和を生きたオカルトスキーにとってはめちゃくちゃ懐かしい名前です。2010年代にこれらを取り上げてくれる、そんなこの番組が大好きです。

 後半戦の「はやりものオカルトネタをバッサリ切る」という企画も痛快でした。


過去の放送の内容・感想は、以下のページでどうぞ

d.hatena.ne.jp
 

http://www4.nhk.or.jp/darkside/26/
UFO、ネッシー、雪男、予言&占い、心霊現象、超古代文明、妖怪、吸血鬼、魔女…。闇の魅力がもつ妖しげな幻に対して、「今、何がどこまでわかっているのか?」を徹底検証!そこから浮かぶのは、自然の神秘、私たちの脳や心の不思議なメカニズム、社会のからくり、昔の人の驚くべき技術と想像力…。ダークサイドの向こうの“本物の不思議”をワクワクしながら楽しんでいただく、NHKならではの超常現象ガチンコ検証番組!


出演者 栗山千明 (くりやまちあき)

テーマ曲: 志方あきこ
オープニング曲“Arcadiaアルカディア)”
エンディング曲“Leyre(レイレ)”
アルバム名/ “Turaida(トゥライダ)”

語り: 中田譲治(声優、俳優、ナレーター)
代表作 『巌窟王』(モンテ・クリスト伯爵)、『ケロロ軍曹』(ギロロ伍長)、『HELLSING』(アーカード)、『Fate/Zero』(言峰綺礼)、『劇場版 空の境界』(荒耶宗蓮)など


私が愛したヒバゴンよ永遠に 謎の怪物騒動から40年

感想:NHK番組「空想大河ドラマ 小田信夫」第3話「黒田城攻め」

信長の野望・創造

空想大河ドラマ 小田信夫 | NHKドラマ http://www.nhk.or.jp/dsp/k-taiga/
放送 NHK総合。全4話。15分ドラマ。

【※以下ネタバレ】
 

第3話 黒田城攻め (2017年2月18日(土)放送)

 

あらすじ

柴田は黒田城攻めを前に、敵城内に「鼻薬を効かせた」内通者がいると自信満々。信夫は「鼻薬」とは何かが気になる。さらに、満たされない自らの人生に思いが至り、城なんか攻めてどうするのかと内省する。目指すは「天下布武」と励ます明智だが、「布武」の意味が誰にもわからず、話しはそれていくばかり。出陣の日、信夫は「人間五十年」を踊ろうとするが誰も見に来ないので明智に怒りをぶつけるのだが…。

 小田信夫は、敵対する黒田家の城を翌日攻撃することを命じる。信夫は柴田・明智と会議を開き、柴田は『黒田城内部の人間に鼻薬をかがせて裏切りを確約させている』と自信満々だった。一通り打ち合わせが済んだ後、信夫は一つ疑問があると言い、戦とは全く関係のない「鼻薬とは何か?」という話を持ち出す。

 さらに信夫は実は「天下布武」も周囲に言われたから口にしているだけで、別に本気で目指している訳ではないとか身もふたもないことを言い出し、明智を呆れさせる。信夫は戦とか全部嫌になったので茶人にでもなりたいなどと愚痴り、柴田と「武将を辞めたらやりたい仕事」話で盛り上がる。そして最後に「人生50年」をやろうとするが、明智は明日の出陣前に時間をとるからと言い聞かせて止めさせる。

 翌日。出陣前。信夫は「人生50年」を披露するために準備していたが、出陣前で忙しい部下たちは誰もやってこなかった。信夫は明智に「だから昨日やっておこうといったのに」と嫌味を言い、明智もつい「誰も信夫の人生50年なんか見たくもない」と言ってしまい、信夫との間に緊張が走る。続く。


感想

 相変わらず爆笑させるようなギャグは皆無ですが、おっさん三人が延々と雑談トークしてくすりとさせるのが、なんか面白い。


 序盤は信夫・柴田・明智の三人で、地図を見ながら敵の城をどう攻める、とシリアスな会話をしているのですが、途中から

・信夫「鼻薬をかがせる(=ワイロを贈る)」の鼻薬ってどんなもの? 人を裏切らせるくらいだから良い匂いがする物なの?」、柴田「薬というくらいだから漢方薬みたいな匂いなのでは?」、信夫「漢方薬の匂いで裏切る~?」、明智「そもそも「鼻の薬」なのか「鼻から吸う薬」なのかわからない」、柴田「実は「『花』薬」で花の良い匂いがするのでは?」


・信夫「大体敵の城なんて攻めてどうするの? こんな人生で良いのかなぁ?」


・信夫「天下布武って言っているけど、周囲からそう言われたから言っているだけで実は別に目指してない。そもそも天下布武って何?」 柴田「天下を武するってこと。「ふ」というのは『てんか・ぶ』だと語呂が悪いからつけただけで」、明智「いやいやいや、天下に武力を布のように広げていくという意味だから」、信夫「武力って布みたいに広げるもん?」


・信夫「そもそも天下布武なんてできると思えないし?」、明智「いやいや目指しましょうよ、千里の道も一歩から、と言うでしょ」、信夫「千里も歩くと思うともうやる気出ないわ」、明智「じゃあ二里の道ならいいでしょ」、信夫「そこはすごい目標も一歩からという意味だから、二里じゃ感じでないし」


 てなことを15分間延々としゃべっている訳ですよ。強引に笑わせに来ないので、なんか新鮮な面白さですわ。


現代語訳 信長公記 (新人物文庫)

感想:アニメ「幼女戦記」第6.5話「戦況報告」


幼女戦記 (1) Deus lo vult

TVアニメ「幼女戦記」公式サイト http://youjo-senki.jp/
放送 AT-XAT-Xが最速放送)。全12話。

【※以下ネタバレ】
 

第6.5話 『第陸.伍話 戦況報告』 (2017年2月17日(金)放送)(最速放送)

 

あらすじ

総集編となる第6.5話「戦況報告」の放送が決定!
http://youjo-senki.jp/news/#news-45
来週はこれまでの物語を振り返る総集編として、第6.5話「戦況報告」の放送を行います。今後とも戦場の最前線に立つ幼女、ターニャ・デグレチャフの活躍を、どうぞお楽しみください。

 1~6話の総集編。

感想

 このアニメは「全12話」と告知されていましたが、6.5話が入ったことで13週間かけて放送することになってしまいました。

 この6.5話は最初から予定していたのか(ダグラムみたいに)、はたまたスケジュール遅れのやむなきの総集編なのか、どっちなのか気になります。


幼女戦記 2 Plus Ultra<幼女戦記>