感想:アニメ「アクティヴレイド -機動強襲室第八係- 2nd」第12話(最終回)「この素晴らしき日常」

「アクティヴレイド-機動強襲室第八係-2nd」オリジナルサウンドトラック

activeraid.net

TVアニメ「アクティヴレイド -機動強襲室第八係-」公式サイト http://activeraid.net/
放送 BS日テレ。全12話。

【※以下ネタバレ】

第12話 『File12 この素晴らしき日常』 (2016年9月25日(日)深夜放送)

 

あらすじ

 稲城は逮捕されたが、バードが人工衛星をコントロールし関東に落下させようとしていることが判明した。衛星には爆薬が満載されており、地表に激突すれば関東一円は壊滅する。ここに警察と統合自衛隊による衛星破壊作戦が開始され、ウィルウェアによる迎撃を行なうことになり、警察から黒騎、統自からは凡河内みほ、がそれぞれ出撃することになった。しかし打ち上げ途中でバードの送り込んだウィルウェアに妨害され、みほは脱落し、単身黒騎だけが衛星にたどり着く。しかも衛星にはバードが用意した無人のウェルウェアが待ち構えており、大ピンチに陥る。しかし黒騎のオスカー2には協会様たちが用意した秘密兵器が用意されており、黒騎はそれでウィルウェアと渡り合う。最後衛星が大爆発し、関東は救われた。

 後日、瀬名は黒騎の葬式に出かけるが、実は黒騎は(ミュトスたちの配慮で)ちゃっかり生きており、瀬名が葬式だと思っていたイベントは黒騎の帰還を祝う会だった、またバードは悠々国外に逃亡したはずが公安に逮捕された。おしまい。


感想

 評価は×。

 バードがここに来て「関東を爆弾で破壊してやるぜ、ウハハハハ」と知的さの欠片もない、ただの悪の組織の幹部みたいな存在に堕落した上に、衛星にウィルウェアを用意しておいて、「やーい引っかかったwww」とか浮かれていたら、自分こそ罠に引っかかって逮捕されてしまいました、とか、なんじゃこりゃ展開すぎた。

 あまつさえ、最終回の締めの台詞が、瀬名のあのとぼけた台詞(※香典を握り締めて「お疲れ様でしたぁ」)だとは……、終わった気がしないよ。


総括

 評価は×(ダメでした)。

 近未来警察アニメの第二期。前期(今年1~3月放送)は終盤そこそこ盛り上がったので、今期は「バードの逆襲編」といった感じで行くのかと思ったら、それどころの話では無く、前期を遥かに下回るクオリティで、もう嫌になりました。


 第八は、ロゴスによる国家インフラ乗っ取り事件(ロゴス・インシデント)での大活躍により、世間からの見方が一転し、今では好意的に受け入れられていた。あさみは大坂に転任し、西日本を管轄とする「第九係」のボスとして部下を束ねる立場になっていた。また瀬名は警察を退職し、名古屋で廃品回収業者の社長になっていた。第八には、新人としてエミリア・エデルマンと鏑木まりもの二人が配属され、新生の第八は頻発するウィルウェア犯罪に対処していたが……


 第一期は、途中もたついた展開があったものの、終盤は、ロゴスによるインフラ乗っ取りとか、ミュトスの暗い過去とか、の展開がそれなりに味があったので「やればそれなりに出来るじゃん」と感心し、第二期はそこからの上積みを期待していたのですが、上積みところか第一期より遥かにシナリオの質が低下していました。不満はもう数えればきりが有りませんが、とにかく挙げていくと……


・キャラの配置換えが無意味すぎ

 今期は前作で第八に勤務していた瀬名や天野円が警察を辞めて民間人に転じていますが、それがほぼ物語に生かされていない。瀬名は廃品回収業者の社長になりましたが、第一話ですぐに第八に協力者という立場で帰ってくるので、警察を辞めたことが事実上無意味になっています。天野円は探偵になっていますが、天野の情報で物語が大きく動いたとかそういうことも無く、別に辞めなくても良かったじゃん、みたいな。

 花咲里あさみが関西に移動したのは無意味とは言いませんが、前期の黒騎に次ぐ重要キャラ(と思っていた)を脇役に落として、出番をごっそり削り取って何の得になったのか、と思わずはいられませんでした。


・新キャラの出番が少なすぎ

 第八に、二人の新人「エミリア・エデルマン」(田村ゆかり)と「鏑木まりも」(田中あいみ)が新規加入しましたが、二人ともほぼ出番なし。エミリアはせっかく田村ゆかりをキャスティングしてたのにケンタウロスユニットも含めてほぼ活躍の機会が無く、ただ居ただけ。鏑木まりもはまたそれなりに台詞はありましたが、二人とも、前期の花咲里あさみや星宮はるかの様な個性を出す暇も無く番組は終了。なんでこの二人増やしちゃったの?

 またあさみの五人の部下「フィンガーズ」も、五人も増やしても使い切れなくてもてあましていただけだったし。さらに瀬名の会社の専務「アビゲイル・マルチネス」も出す必要があったか疑問。


・ミュトスの出番少なすぎ

 前作でラスボス格だったミュトスが、黒騎の弟「黒騎・ミュトス・二郎しまじろう信次楼」として味方になるという展開にちょっと燃えたのですが、全然活躍しないままおしまいに……、いや、もっと重要な役回りとして、例えば第八の参謀的な立場になって、毎回バードと頭脳戦を繰り広げる、とかそれくらいするべきだったと思うのですけど。味方になってもならなくても物語にほぼ影響なかったような。


・バードの出番少なすぎ

 今期は最初からバードの正体が割れているし、毎回毎回様々な陰謀を繰り出してきて、第八+ミュトスと激しい戦いを繰り広げる、みたいな展開を期待していたら、殆ど出てこなかった……、で、最後に安っぽい悪党みたいに「グハハハハ、東京に人工衛星を落としてやるぜ」って何なの。


・ストーリー構成が下手くそすぎ

 毎回毎回バードが最終的な目的に向かって次々と犯罪を起こしていき、第八がそれに振り回される、みたいな展開なら良かったのですが、そういう1クールかけての地道な積み上げは無く、途中は「第八全員が風邪で寝込むギャグ回」「たんなる水着回」「怪獣が出てくる特撮オタ向け回」「難民の悲哀回」とか、そんな話ばっかりで、もう見ていて視聴意欲を維持できない様な低クオリティ回ばっかり。

 終盤一ヶ月になってようやく思い出したように「稲城は悪人でした」とか「バードの関東壊滅作戦を阻止せよ」みたいな話を取ってつけたように突っ込んで、なんとかそれっぽい締めをひねり出しましたが、今まで何をしていたんだと突っ込みたくなったですよ。


 とまあ、このように愚痴しか出てきませんでした。佐伯俊原案のキャラクターたちの見た目は凄く好きだったし、パワードスーツ的なモノを駆使する警察という設定も可能性を感じさせたのですが、シナリオが全くそれを生かせませんでした。それであのラスト。うーん……、これはちょっと評価できませんでしたね……



Field Trip !!
「アクティヴレイド-機動強襲室第八係」オリジナルサウンドトラック

スタッフ情報
【キャラクター原案】佐伯俊
【総監督】谷口悟朗
【監督】秋田谷典昭
【アニメーションキャラクターデザイン】西田亜沙子
【シリーズ構成】荒川稔久
【音楽】中川幸太郎
【3DCG制作】オレンジ
【アニメーション制作】プロダクションアイムズ



音楽
【OP】相坂優歌「セルリアンスカッシュ」
【ED】Liko(CV:黒沢ともよ)「Field Trip!!」



キャスト
黒騎猛:島﨑信長
瀬名颯一郎:櫻井孝宏
花咲里あさみ:小澤亜李
エミリア・エデルマン:田村ゆかり
星宮はるか:石上静香
山吹凛:倉田雅世
鏑木まりも:田中あいみ
舩坂康晴:大川透
協会さん:鳥海浩輔
アビゲイル・マルチネス新井里美
協会様:速水奨
ミュトス:花江夏樹
稲城光太郎:緑川光
小湊恵理子:大原さやか
天野円:大西沙織
山吹陽:相坂優歌
Liko:黒沢ともよ

【アニメ】10月にCS東映チャンネルで 「キャプテンフューチャー 華麗なる太陽系レース」を放送!!

東映チャンネル | キャプテンフューチャー 華麗なる太陽系レース 2016年10月放送!
https://www.toeich.jp/program/1T0000010948/201610
アメリカのSF作家エドモンド・ハミルトンの原作をアニメ化したスペースオペラ。TVシリーズの好評を受けて制作されたTVスペシャル版。科学者ニュートン夫妻の遺児カーティスはキャプテンフューチャーと名乗り、<生きている脳>サイモン教授とロボットのグラッグ、アンドロイドのオットーの三人とともに正義と宇宙平和のために戦っていた。ある時、宇宙船強奪事件が続発。宇宙警察はキャプテンフューチャーに出動を依頼する。


上映時間 60分
制作年度 1978
監督 勝間田具治
脚本 辻真先
出演  (声)広川太一郎増山江威子川久保潔野田圭一緒方賢一岸野一彦柴田秀勝神谷明


放送日時
2016年10月7日(金) 17:00~18:30
2016年10月21日(金) 18:30~20:00
2016年10月28日(金) 17:30~19:00


 幻のSFアニメ「キャプテンフューチャー」がこの9月に待望のブルーレイ化されたのを記念して、先日(9/24(土))に、CS放送のアニマックスで

●伝説のSFアニメーション 「キャプテンフューチャー」特別番組 | アニマックス
http://www.animax.co.jp/programs/NN10002001
再放送の機会も少ない“幻の作品”、2016年9月待望のBlu-Rayによる初パッケージ化にともない、今回特別に発売直前に、第1話~第8話までを特別放送!「幻のスペースオペラキャプテンフューチャー」にご期待ください。

と銘打って1~8話が放送されたのですが、なんと今度は東映チャンネルで「華麗なる太陽系レース」が放送されることになりました~!!

 このエピソードは60分のスペシャル版で、1~8話の次に1978年の大晦日特番として放送されたものです。あの時は「大晦日に特番を放送してくれるなんてNHKも粋なことをしてくれるなぁ」と感激したものでした。これは新規に東映チャンネルと契約するしか! 一ヶ月あたり1620円と超高いけどね!

感想:WEBコミック「キン肉マン」第184話「雑魚の誇り!!の巻」

キン肉マン 56 (ジャンプコミックス)

週刊プレイボーイ http://wpb.shueisha.co.jp/comic_novel/

【※以下ネタバレ】

第184話 雑魚(ざこ)の誇り!!の巻 (2016年9月26日(月)更新)

 

あらすじ

wpb.shueisha.co.jp

キン肉王族同士の因縁の対決。キン肉タツノリが完成させた「肉のカーテン」もまた、キン肉族の呪われた歴史が生み出した奥義であり、タツノリが説く“慈悲の心”が招いた災厄だと言うネメシス。一方、真弓たちはタツノリが“慈悲の心”を貫き通したからこそ、奥義は完成に至り、キン肉王族の腐敗を一掃する大きな一歩を踏み出し始めたのだと言う。お互いの主張が並行線をたどる中、ネメシスは最後に、キン肉マンと真弓を完璧(パーフェクト)超人界へ誘うが--!?

 キン肉マン対ネメシス戦。

 ネメシス(サダハル)は真弓とスグルに、完璧超人に協力するなら命は助けると申し出るが、スグルはそれを拒否。さらにネメシスは人を信じることを諦めただけだが、タツノリ、真弓、そして自分は一族と民を信じるのみと言い切る。それを聞いたネメシスは攻撃を再開し、セコンドがついているキン肉マンたちを雑魚と罵るが、キン肉マンはセコンドをつけないその態度もやはり人を信じていないだけだと指摘する。逆上したネメシスはキン肉マンにネメシスドライバーを仕掛けるが、真弓はキン肉マンにネメシスもまたキン肉マンが信じるべき一族の一人だから救ってくれと叫ぶ。


感想

 ハイ、そろそろネメシス動揺してきたぞ。


攻防

ネメシス:パンチ連打
キン肉マン:かまわず前進→かんぬきスープレックスシャイニングウィザード→バックドロップ
ネメシス:パンチ→ネメシスドライバーの体勢へ

※ネメシスドライバー=相手のあごにドロップキックを決めてそのまま空中に突き上げ、さらに両足首を掴む。その形で相手の脳天をマットに叩きつける。


[参考]完璧超人始祖の一覧

00 “完璧・零式(パーフェクト・ゼロ)”   ザ・マン/超人閻魔
01 “完璧・壱式(パーフェクト・ファースト)”ゴールドマン/悪魔将軍[天のダンベル]
02 “完璧・弐式(パーフェクト・セカンド)” シルバーマン/銀のマスク[地のダンベル]
03 “完璧・参式(パーフェクト・サード)”  ミラージュマン(死亡)[氷のダンベル]
04 “完璧・肆式(パーフェクト・フォース)” アビスマン(死亡)[焔のダンベル]
05 “完璧・伍式(パーフェクト・フィフス)” ペインマン(死亡)[風のダンベル]
06 “完璧・陸式(パーフェクト・シックス)” ジャスティスマン[光のダンベル]
07 “完璧・漆式(パーフェクト・セブンス)” ガンマン(死亡)[土のダンベル]
08 “完璧・捌式(パーフェクト・エイス)”  シングマン(死亡)[星のダンベル]
09 “完璧・玖式(パーフェクト・ナインス)” カラスマン(死亡)[闇のダンベル]
10 “完璧・拾式(パーフェクト・テンス)”  サイコマン(消滅)[雷のダンベル]

感想:アニメ「キャプテンフューチャー」第6話「聖なる星クウムの謎」

コロムビア・サウンド・アーカイブス キャプテンフューチャー オリジナル・サウント・トラック-完全盤-

●伝説のSFアニメーション 「キャプテンフューチャー」特別番組 | アニマックス
http://www.animax.co.jp/programs/NN10002001
米国のSF作家エドモンド・ハミルトンによるスペースオペラ小説の金字塔『キャプテンフューチャー』を原作に持つ、NHKとしては『未来少年コナン』に続くTVアニメーションシリーズ。


原作の魅力である個性豊かなキャラクターたち、センス・オブ・ワンダーなメカニックやストーリーを、当時のSF的未来観も取り込みながら魅力的なビジュアルと骨太のアクションで描いた本作は、いまなお国内外で高い評価を受けている。再放送の機会も少ない“幻の作品”、2016年9月待望のBlu-Rayによる初パッケージ化にともない、今回特別に発売直前に、第1話~第8話までを特別放送!「幻のスペースオペラキャプテンフューチャー」にご期待ください。

放送 アニマックス。2016年9月24日(土)深夜放送。

【※以下ネタバレ】

第6話  聖なる星クウムの謎 (「時のロスト・ワールド」より)

 

あらすじ

 謎の宇宙船団はそのまま飛び去った。キャプテンフューチャーたちは、出会った女性「アハラ」の村に向かった。アハラたちは原始的な生活を送り、また、はくちょう座のデネブを「聖なる星クウム」として崇めていた。フューチャーたちはアハラたちの種族の使う「祭壇」が、破壊された宇宙船であることを知る。おそらくアハラたちの祖先は宇宙船でクウムから地球ににやってきたが、火山弾で宇宙船を破壊され、地球に住まざるを得なくなり、長い間に過去の事を忘れ果ててしまっていたに違いなかった。フューチャーたちは、宇宙船から部品を取り外し、コメット号を修理した。

 そんなある日、近くに宇宙船が着陸し、オットーは乗員がカタイン人だと思って声をかけるが、アマラと共に有無を言わさず捕まってしまう。彼らは火星人で、二人を火星まで拉致してしまった。火星の牢で、オットーたちはカタイン人ジュルンと出会うが、ジュルンは科学者ダルムールの息子だった。カタインは木星に近づきすぎて「ロシュの限界」という距離を越え、崩壊する運命にあった。ところがカタインの強硬派は、種族が生き延びるため、火星を侵略して移住するという計画を立てていた。ジュルンは和平を話に火星に来たものの、問答無用で牢に入れられたという次第だった。

 オットーは助けを呼ぶため牢を脱出するが、何故かアマラが託してくれた指輪が火星の施設の扉を開いたので驚く。やがてフューチャーたちがコメット号で火星に到着し、オットーたちは救出された。コメット号は改めてカタインを目指した。


感想

 原作も読んでアニメも見ているのに、完璧に話を忘れていて「こういう展開か」と新鮮な気分で視聴しています。それにしても一億年前の火星人とかカタイン人とホイホイ言葉が通じるのは何故なのかしらん。

キャプテンフューチャー」の他のエピソードのあらすじ・感想は、以下のリンクからどうぞ

perry-r.hatenablog.com


時のロスト・ワールド (1972年) (ハヤカワSF文庫)
透明惑星危機一髪!/時のロスト・ワールド <キャプテン・フューチャー全集4> (創元SF文庫)

感想:アニメ「銀河機攻隊マジェスティックプリンス」第25話「未来への翼」(2016年)

銀河機攻隊 マジェスティックプリンス 初回生産限定版 全8巻セット [マーケットプレイス DVDセット]

アニメ「銀河機攻隊 マジェスティックプリンス」 http://mjp-anime.jp/index.html
放送 BS11。全25話。

【※以下ネタバレ】

地球暦2110年。 宇宙に進出を果たした人類は、数多の資源小惑星を手中に収め、その未来と繁栄は約束されたかに思えた。しかし、外宇宙への橋頭保たる木星圏に、汎銀河統一帝国を名乗る謎の勢力“ウルガル”が襲来。地球は存亡の危機に陥った。一方、地球には遺伝子操作で宇宙に適応できる人類を生み出そうとするプロジェクトによって生まれた特務機関 MJPに所属する少年少女たちがいた。

イズル、アサギ、ケイ、タマキ、スルガの5人から成る「チームラビッツ」は、訓練成績も最下位の落ちこぼれの集まりで「ザンネン5」とも呼ばれていた。しかし、突然最新鋭の戦闘デバイス「AHSMB(アッシュ)」への搭乗を命じられ、全地球防衛軍・GDFの撤退の盾として前線に送り込まれていく。圧倒的な戦力を誇るウルガルに対し、果たして彼らは生き残ることができるのか…。

2013年放送の全24話を毎週2話ずつ1時間枠「マジェスティックアワー」と題して放送。
そしてTV最終24話と劇場版を繋ぐ完全オリジナルの新作第25話の放送も決定!

 

第25話 未来への翼 (2016年9月29日(木)深夜放送)

 

あらすじ

 GDFとウルガルとの戦闘が続く中、グランツェーレ都市学園で訓練に励むセイ、クリス、ユイ、アンの「チームフォーン」は、一刻も早く戦場に出て、尊敬するチームラビッツの様に活躍することを夢見ていた。そんな中、GDFはウルガルとの最終決戦「オペレーション・ヘブンズゲート」を発動し、学園の生徒の大半は実戦部隊に配備されるが、チームフォーンの四人だけは居残りとなる。失望する四人だったが、実は彼らには特別製のアッシュが用意されており、彼らはその開発に協力するために学園に残されたのだった。そして木星でGDFとウルガルの大決戦が始まる中、ついに彼らのアッシュが完成し、四人は宇宙へと飛び立っていった。


感想

 マジェプリの3年ぶりの新作映像。この後の劇場版も含めて、まさかマジェプリの続編というか新作というかが作られるとは思いもしませんでしたよ。主人公たち同様アニメも「ザンネン」な出来だと思っていたのですが、意外と支持されていたということ?

 お話は25話というより「番外編」で、先の主人公たち同様いささか残念気味な四人組のキャラ紹介話でしたが、意外と悪く無かったです(まあ新キャラなのに、チームラビッツの五人と性格とか容姿とかがかぶっているような感じがしたけど)。それにしても教官役の杉田智和が各メカの説明で、凄い長台詞を延々しゃべらされているのが大変だなぁと思いました。主人公たちの五倍はしゃべってたぞ。

脚本 鈴木貴昭


キャスト
セイ・ユズリハ斉藤壮馬
ユイ・マガリャネス:雨宮天
クリス・ソルフェリーノ:代永翼
アン・メディクム:鈴木愛奈
スギタ:杉田智和