感想:コミック「アンバランス×2」第1巻(林達永/李秀顯)

■データ(公式)
http://www.amazon.co.jp/dp/4860325265/
アンバランス×2 1 (1) (ヴァルキリーコミックス) (コミック)
林 達永 (著), 李 秀顯 (イラスト)

出版社: キルタイムコミュニケーション (2008/01)
ISBN-10: 4860325265
ISBN-13: 978-4860325268
発売日: 2008/01

 コミックヴァルキリーの増刊号で日本デビューした「李秀顯」氏の、韓国での連載コミック(原作は林達永氏)を日本で出したものです。日本で出版するにあたり、色々な設定を日本の読者向けに変更しているようです(舞台は日本に、キャラは日本人に、等)。


■あらすじ

 『ある日、偶然出合った映画好きの男子高校生・神門健一と数学教師の高梨エリナ。最悪の出会いをしてしまった二人だが、数日後エリナが健一のクラスの担任になることになり・・・・・・!? 二人のアンパランスな恋が始まる!』


■感想

 色っぽいアニメ絵の表紙に「女教師と男子生徒のラブコメ」、という事で物凄く期待していたのですが、残念ながら1巻では二人は全然恋をしてません。妙にやさぐれてしまっている主人公・健一と、過去にトラウマが有り健一に対して厳しい見方しか出来ないエリナ、がそりが合わないまま衝突する話が一冊ずっと続きます。

 健一がエリナのトイレを目撃してしまったり、(人違いで)後ろから胸を揉んでしまったり、ツンデレ娘が登場したり、とそれなりに色々イベントはあるのですが、ラブコメディーには今のところ程遠いですね。

 甘い展開は2巻以降をお楽しみに、と言うことなのでしょう。

 評価は5段階で3ですね。今のところは「イマイチ」です。


☆オマケ

 健一の後輩に変な髪形の「奈良」という男がいるのですが・・・、こいつ、少年ジャンプの漫画「幕張」に出てきた奈良そのまんまじゃないかと・・・、これってパク・・・、いやいや日本の漫画に対するオマージュなのでしょう。奈良尽くしとか首相平松とか出ないことを信じます。