感想:アニメ「Mnemosyne-ムネモシュネの娘たち-」第1話「猫は笑わない」

MNEMOSYNE -ムネモシュネの娘たち- 1 [DVD]

公式サイト http://www.rin-asougi.com/
AT−X番組紹介 http://www.at-x.com/program_detail/index.html/2208/new

 2/3(日)のCS放送・AT−Xで放送されたアニメの感想です。

 AT−X開局10周年記念のオリジナル作品で、毎回45分放映、毎月1話ずつ、計6回放送、というなかなか大作ぽいアニメです。実際かなり力の入った作品だと思いますね。

 前半はネタバレなし、後半はネタバレ全開の二段構成で行きたいと思います。


※他のエピソードのあらすじ・感想はこちら→「Mnemosyne-ムネモシュネの娘たち-」あらすじ・感想まとめ

#1 猫は笑わない

■粗筋(ネタバレ無し)

 1990年。麻生祇 燐(あそうぎ りん)は新宿で助手のミミと共に何でも屋「麻生祇コンサルティング」を営んでいる。ある日燐は迷い猫探しの途中で、成り行きから黒服の男たちに襲われている青年・前埜光輝を助けることになる。光輝は襲われる覚えも無く、さらに奇妙なことに自分の記憶に実感が伴わないと言う。燐は光輝の記憶探しを手伝うことにするが・・・


■感想(ネタバレ無し)

 簡単に言えば「ハードボイルド探偵物+SF」です。主人公の燐は、男装の麗人風キャラで、警察にも裏の世界にも顔が効き、しかもやたらと腕の立つ何でも屋。その燐が奇妙な事件を追いかける内、とてつもない世界に足を踏み入れることになる、という、割とありがちといえばありがちなタイプの話ですが、燐のキャラがとにかく格好良く、また話のテンポも良いので、独創性はそれほど無いにも関わらず、かなり引き込まれます。

 あと、多少お色気要素も有り、ちょっとドキっとしますね(でも別に年齢制限をするほどではないとも思いますけど)。

 残念なのは作画。汚いとは言いませんが、正直あんまり綺麗だとも思えません。公式サイトのトップ絵の質を期待すると失望しちゃいますので念のため。

 あと燐の声は売れっ子能登麻美子さんがあてているのですが・・・、まんま「ウィッチブレイド」です。能登さん、ちょっとこの手の大人シリアスキャラは向いてないんじゃないかなぁ。普段の陽気なシーンはともかく、凄みを効かすシーンはあんまり・・・

 さて、総括ですが、「かなり面白い」と太鼓判を押します。1話だけでも十分楽しめますが、次回以降が気になる伏線が色々と仕込まれており、今後の展開も期待が持てます。この先半年間堪能できそうな作品が始まったと言えると思いますね。


(ネタバレなし編終了)

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■以下ネタバレです。

 5

 4

 3

 2

 1

 0

■粗筋(ネタバレ編)

(重複がありますがご容赦ください)


 1990年。麻生祇 燐(あそうぎ りん)は新宿で助手のミミと共に何でも屋「麻生祇コンサルティング」を営んでいる。ある日燐は迷い猫探しの途中で、成り行きから黒服の男たちに襲われている青年・前埜光輝を助けることになる。光輝は襲われる覚えも無く、さらに奇妙なことに自分の記憶に実感が伴わないと言う。燐は光輝の記憶探しを手伝うことになった。光輝の僅かな記憶を頼りに、燐達は青山製薬狭山研究所にたどり着く。ここでは人間のクローンが研究されており、光輝はオリジナルから作られた複製だった。燐は拷問にかけられたあと殺されるがすぐに蘇り、光輝を連れて脱出した。光輝は自分がクローンと知り苦悩するが、それでも自分なりの人生を生きる道を選び、燐の元で働くことにした。


■感想(ネタバレ編)

 燐の謎だらけの不死の設定、空中を飛ぶ光、地平線に見える雲みたいな物、電話の相手、暗殺者ローラ、等、気になる伏線を随所にばら撒きつつ、しかし基本的にはハードボイルド探偵物として変に複雑な話にしておらず、解りやすい展開には好感が持てました。ポイントを上手く掴んだ、素直に面白いと思えるアニメに仕上がっています(お色気が適度に入っているのも良し)。今後に期待ですね。


※他のエピソードのあらすじ・感想はこちら→「Mnemosyne-ムネモシュネの娘たち-」あらすじ・感想まとめ