■公式サイト
http://gao.dengeki.com/
ニュースソースは明確ではないし、公式サイトに告知は有りませんが、「電撃コミック ガオ！」が春で休刊になる模様です。
ガオ側からの情報は有りませんが、いくつかの連載は「電撃大王」に移籍になるようで、電撃大王のサイトの方で『Venus Versus Virus』『とらドラ！』の連載継続が表明されています。よってガセネタということは無いでしょう。
■電撃大王
http://daioh.dengeki.com/monthly.html
＞人気タイトル連載スタート！ 人ならざるもの“ヴァイアラス”と戦う少女たちを
＞描いたダークファンタジー『Venus Versus Virus』＆恋と戦いの学園生活を描く電
＞撃文庫の人気タイトル『とらドラ！』が2本同時に連載スタート！ お楽しみに!!
ん、まあ、最近のガオの『惨状』を見れば休刊も仕方ないよねぇ、と思います。だって読みたいものって
『ef - a fairy tale of the two.』雅 樹里 原作／御影・鏡 遊
『Venus Versus Virus』鈴見 敦
、の２本しか無いんだもん。その他のライノベ原作漫画とかは全く面白くないので、とにかく中身が水の様に薄く存在感希薄。絵も話も似たような漫画ばかりが集まっているため内容のバリエーションに乏しく、業界にひしめくこの手の雑誌の中では心の人気ランキングでは最下位レベルでした。
１９９３年だったかな、『コミック・コンプ』離脱組を元に創刊したときはそれは凄い勢いでしたが、角川がコミック・コンプを作り直して「少年エース」にしたら、すっかり影の側に落ち、以後二度と盛り返せなかった、という感が有ります。昨年あたりに表紙のイメージを変えましたが、あの頃既に相当落ち込んでいたんでしょうね。
勝ち組ブランドの筆頭格「電撃」を冠しながら唯一負け組だった雑誌が密かに消えてゆくのですね。あらあら諸行無常だわ。
しかし合流先の「電撃大王」がこれまたここ数年元気無いのですよね。「よつばと」と「テンジカーズ」以外全て薄暗い雰囲気の中で連載している気がする（そもそも、ガンスリンガーガールとか月姫とか連載と呼べるのか？ いつも休んでいて、ごくたまにしか載ってないぞ？）。元気の無いのがより集まっても何が起こるわけでもないような・・・
