■公式サイト
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第24話 終わりなき詩
■粗筋
プトレマイオスのクルーはロックオンの死に悲嘆に暮れるがなおも戦う決意を固める。一方国連軍のガンダム部隊には援軍として巨大モビルアーマーが到着した。決戦の中でキュリオス・ナドレは大破し、プトレマイオスは失われた。刹那のエクシアはアレハンドロのモビルアーマーに決戦を挑んだ。
■感想
<本題>
(絶句)・・・、酷い、こんな酷いアニメが有っていいものか? いやいや、別にソレスタルビーイングの面々がどんどん死んでいくことを非難しているわけでは有りません。そうではなくて『今まで23回かけて殆ど何もドラマを作っていないのに、定番の決戦だけはきっちり持ってきて盛り上げようとしている』という姿勢が酷いと思うのです。
≪ソレスタルビーイングの面々が今まで頑張って世界を変えて、ようやく軌道に乗ろうとしたのに、一人の裏切り者のために失敗する≫
という展開であれば、プトレマイオスのクルーの死は悲劇的です。アレハンドロがラスボスでもかまわないでしょう。しかし現実にはトレミーの面々何かしましたか? 断続的に各地にちょこちょこ出撃したくらいで、今までに積み上げた成果が有った様には見えない。それにキャラ描写も殆ど有りませんでした。なのに大決戦の中で悲劇的な別れで盛り上げようと言うのが、あざといと言うかなんというか「身の程を知れ」という感じ。
それに、前回「主役のガンダム達がトランザムシステムで量産ガンダムに優位に立つ」という状況を作ったのに、結果的にシュヘンベルグの遺産は何の役にも立たないままガンダムは破壊されてしまう、という・・・、必殺技が2回で効かなくなる番組が何処にあるというのでしょうか。作劇的になんかおかしいと思わないのでしょうか。
そしてとどめに「最終回に主人公の乗る青いガンダムとラスボスの乗る巨大メカの戦い」を持ってくる姿勢が嫌過ぎる。ドラマのしての形としては整っていますが、ムチャクチャ唐突と言うかなんと言うか。そもそも刹那達はアレハンドロのことなんか知りもしないんでしょ? なんなんでしょうかね、この戦いは。
もう文句しか出ないよ。
<雑談>
あーあ、コーラサワー君が死んでしまった・・・、黙祷。