新聞広告に小説「霧のソレア」の宣伝が載っていました。『第11回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作』の航空パニック物だそうです。
書いているあらすじを見るとこうでした。
・お題は飛行中のジャンボジェット
・人間の手で「誤って」大ダメージを受ける
・機長は操縦不能になる
・代わりの人が操縦して帰還を目指す
・でもそれを邪魔しようとする勢力が登場する
・・・、それ、「超音速漂流」じゃないの? まあ、読んでみれば全く別の素晴らしいエンターテインメントだという可能性も高いのですが、あらすじだけ引っこ抜いたらなんか似てますよ、そう思います。
■データ:霧のソレア
http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032039714&Action_id=121&Sza_id=A0
霧のソレア
緒川怜/著
出版社名 光文社
出版年月 2008年3月
ISBNコード 978-4-334-92599-4
(4-334-92599-5)
税込価格 1,680円
テロリストが誤って仕掛けた時限爆弾により、太平洋上を飛行中の289人を乗せたジャンボジェットが大破。機長を失うが女性副操縦士の奮闘で飛行機は成田空港へと向かっていた。しかし突然、通信機器が使用不能となり地上との交信ができなくなる。飛行機をそのまま墜落させるため、アメリカが電子戦機を出動させ、電波妨害を始めたのだ。―いったい、何故?米政府、CIA、日本政府、北朝鮮。権力同士の闇のつばぜり合いと、最後まであきらめない女性パイロットの活躍が息を呑む、壮大にして猛スピードで突き進むノンストップ・エンタテインメント。第11回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。
■データ:超音速漂流
超音速漂流 (文春文庫) (文庫)
ネルソン デミル (著), トマス ブロック (著), Nelson DeMille (原著), Thomas Block (原著), 村上 博基 (翻訳)誤射されたミサイルがジャンボ旅客機を直撃した。機長は死亡し、乗客が酸欠により凶暴化するなか、無傷の生存者たちは必死で生還をめざすが、地上では事故の陰蔽のために生存者もろとも機を墜とそうとする計画が進行していた。82年に出版され、今や古典となった航空サスペンスの名作が、全面的加筆を施され、決定版として登場。