感想:コミック「超人ロック エピタフ 1巻」(聖悠紀)

■データ

http://www.amazon.co.jp/%E8%B6%85%E4%BA%BA%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF-%E3%82%A8%E3%83%94%E3%82%BF%E3%83%95-1-MF%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E6%82%A0%E7%B4%80/dp/4840119953/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1206801005&sr=1-1

超人ロック エピタフ (1) (MFコミックス) (コミック)
聖 悠紀 (著)
コミック
出版社: メディアファクトリー; B6版 (2008/3/22)
言語 日本語
ISBN-10: 4840119953
ISBN-13: 978-4840119955
発売日: 2008/3/22

■データ補足

 「超人ロック」のコミックを復刊してきたメディアファクトリーによる初のオリジナル作品。月刊誌「コミックフラッパー」誌での連載。収録は1〜8話(2007年8月号〜2008年3月号)。


■内容

 舞台は新生(第二期)銀河連邦時代。ロックと歴史家との対話の形を借りて、銀河帝国時代の帝国の重臣「ブリアン・ド・ラージュ」の人生が語られる。


■感想

 「ブリアン・ド・ラージュ」は実質『魔術師の鏡』1作しか登場していないにも関わらずやたらと存在感のあるキャラですが、彼の生涯の描写を通じて今まで謎だった銀河帝国の空白の歴史が埋められていく、というところが興味津々ですね。ちなみにこの作品の帝国の歴史は「メヌエット」に準じており、銀河皇帝の帝位はトレス帝→カール・ダームI世帝と平和的に移動しています。

 今後はカール・ダームI世帝→ハロルド帝という権力の移行の過程も描かれるでしょうから、ますます楽しみです。


(注:単行本化されていない「超人ロックスペシャル 帝国編」は未読ですので、ちょっとポイントの外れた感想になっているかもしれません)。


■評価

(5点満点で)5点