感想:アニメ「アリソンとリリア」第1話(新番組)

■公式サイト
http://allison-web.net/index2.html

 BS放送・NHK−BS2での視聴です。

第1話 アリソンとヴィル

■粗筋

 舞台は東西二大国が対立する20世紀初頭風の世界。東側の国の学生ヴィルのところに空軍に勤務する友人アリソンがやってきた。二人はホラ吹きと評判の老人の家でお茶をご馳走になるうち、老人から「東西対立を終らせる宝」の話を聞く。ところが老人は話の途中やって来た男に拉致され飛行機で連れ去られてしまう。アリソンとヴィルも飛行機を拝借してその後を追った。


■感想

 ふーん。いかにも「NHKが良い子に向けてお送りするアニメ」という感じですね(「名探偵ポワロとマープル」系の路線)。ガチガチに硬派だった「精霊の守り人」や、思いっきりウケを狙っていた「カードキャプターさくら」とは異なる、健全路線のアニメです(まあ、キャラデザを見れば解りますよねぇ)。

 ライトノベルが原作にしては「少年少女向けジュブナイル冒険談」という趣きでちょっと意表をつかれますが、立ち上がりとしてはまず合格点。半年間楽しく視聴できそうです。

 しかし、このいかにも小学生辺りに向けて見せた方が良いアニメを、深夜枠で放送するとはNHKは何を考えているのでしょうか。土曜日夜18時台あたりで放送すれば良いのにねぇ、と思います。