感想:アニメ「コードギアス 反逆のルルーシュR2」第23話


 アニメ「コードギアス 反逆のルルーシュR2」の感想です。

■公式サイト
http://www.geass.jp/

第23話 『TURN23 シュナイゼル の 仮面』


■あらすじ

 ナナリー生存に動揺するルルーシュに対して、ナナリーは兄ルルーシュの行動を否定し敵にまわると宣言した。シュナイゼルは、世界を掌握するためフレイアで世界の主要個所を消滅させようと考えており、それを止めようとしたコーネリアを殺してしまった。富士山上空でルルーシュ率いるブリタニア帝国軍と、シュナイゼル軍/黒の騎士団連合軍が衝突し、ルルーシュは富士山を噴火させる奇策で黒の騎士団を壊滅させるが、シュナイゼルはフレイアを発射した。


■感想

 もう「太平記」並に敵と味方の関係がコロコロと入れ替わるので頭の中がグルグルですよ。

 さてさて、何でナナリー生きているの? 公式サイトの説明では「シュナイゼルに救われていた」と軽く済ませていますが、助かる状況じゃないだろう、と(ちなみに同行していたローマイア女史は『死亡』と断定されています)。今回はそのあたりの救出の経緯について一切説明無し。まさか最後までその辺りは誤魔化しておくつもりじゃないだろーなー。

 スザクの、回を追うごとに派手になる衣装とでかくなる態度が有る意味愉快です。なんとなく、最後は「ルルーシュが死んでこの男が後継者となり最終的な勝利者となる」という嫌な展開が頭をよぎります。

 黒の騎士団(オリジナルメンバー)が、ルルーシュがいなくなった途端に扱いが軽くなったのはもう笑うしかない。簡単に戦線脱落ですもんね。扇の「俺たちがルルーシュを認めてしまった」とか自分に酔ったような台詞が嫌で嫌で仕方ないです。

 「藤堂さんと千葉さんの仲」とか「扇とヴィレッタ先生がもう子供まで」とか、普通のアニメなら結構時間を取りそうなところを絵だけでさっさと済ませてしまうのがコードギアスらしいなぁと思います。まあ、こいつらは所詮コマだという事かもしれませんが。

 今後の展開は予想してもどうせ外されるだけなので、流れに身を任せながら楽しみたいと思いますが、最終回は今回みたいに「男女の仲を台詞無しで絵だけでざーっと紹介」にして一気に片付ける気がしないでもないですな。そこまでにナナリーとかカレンとかC.C.とか神楽耶とかアーニャとかヴィレッタとかミレイ先輩とか千葉さんとかが皆殺しにされていなければ、ですが。