アニメ「あかね色に染まる坂」の感想です。
ＣＳ放送・ＡＴ−Ｘでの視聴です｡
第１話（新番組） あかね色のファーストキッス
■あらすじ
長瀬準一（声：羽多野渉）は夏休みに男たちに絡まれている美少女を助ける。翌日の二学期の始業式で準一のクラスにその美少女「片桐優姫（声：釘宮理恵）」が転入してきた。準一は優姫が自分に好意を持っていると思い、キスをしてしまうが、次の瞬間優姫に殴り倒される。さらに翌日、準一の家に優姫が現われ、自分が準一の婚約者であると言い放つ。
■感想
ｆｅｎｇというソフトハウスが作った恋愛ゲームが原作のアニメです（ゲームは未プレイ）。
うっわっ、こりゃ外れくさい。何故ならば、話がギクシャクとしているというか滑らかさが無いというか、ホントに「ゲームに出てくるイベントをポンポンと並べただけ」という感じなのです。まあ、ゲームのアニメ化なんて究極的に言えば全て「ゲームのイベントを並べただけ」ではあるのですが、このアニメの場合はホントに”並べただけ”と言い切ってしまいたいくらいぶつ切り感が強く、そのため物語にのめりこめないので、画面を見つつも、その裏で声優がスタジオで一生懸命アフレコしている姿が脳裏に浮かび上がってきてしまうのです。
声優陣は実に豪華で、＜くぎみー＞こと釘宮理恵から始まって、平野綾、井上麻里奈、田中理恵、石田彰、小山力也、と有名どころが揃っているのに、「この程度の話にこれだけの陣容とは・・・」と、もったいない感しか浮かびません。
あと、「やんちゃな過去を持つ主人公」「美人で兄思いの妹」「親は不在で子供たちだけの生活」「美少女転校生」「ノリの良い悪友」等、要素だけ並べたら他のゲームと区別がつかないような設定の嵐で、もう苦笑いするしかありませんでした。
今後物凄い急上昇をしてくれない限り、多分あと２〜３回見たら切ってしまうのではないかなぁ。
