感想:少女漫画誌「ちゅちゅ2009年9月号」

■公式サイト
http://www.chuchu.jp/

>●ファンタジー新連載[2] イケメン“死神”とカードさがし!?
>タロット×ハント
>茶月みきこ
>片想い相手の直樹(なおき)が持ち歩く本をゲットした紅(べに)。すると「愚者」と名乗るフシギな男の子が出現! さらに、な・なんと「死神」も現れて…!?

 おおまかにまとめると、「ヒロインは謎の本をつい開いてしまいました」→「それはタロットカードの本でした」→「管理者・愚者が出現」→「カードを一枚選ぶとそれは死神のカード」→「死神と愚者以外のカード(が実体化した男の子)を回収しないといけない羽目に・・・」という、カードキャプターさくらタブロウ・ゲートに続く「カード回収物」です。でもまあ、パクリというよりは、「この手のテーマも一つのジャンルとして確立されたんだなぁ」という感じの方が強いですね。

 絵も可愛いし、先輩連載ほどには重みは有りませんが、そこそこ面白そうだと思いました。


・今宵音降る空の下/高宮智

 巻末掲載&最終回・・・、いや、これは仕方ない、認めます。今までの連載は「これが何故ここで終るの!?」と不満爆発でしたが、この連載は心底面白くなかった・・・、イメチェン失敗でしたね。