特集は「霧の関ヶ原」。
関ヶ原の戦いは「東西両軍が正面から組み合った総力戦ではなく、遭遇戦だった」という解釈で戦いを解説しています。これがGJオリジナルの考えなのかどうかは解りませんが、なかなか興味深かったですね。
・[連載]ウォーゲーム英雄伝説
第2回:宰相たちの戦い「30 Years War」(DG)
30年戦争ネタ。当時の国際情勢をフランス宰相リシュリューをメインに解説。こういう歴史記事大好き。税率いきなり4倍ってスゴイ能力だ。
・[連載]シミュレーションゲーム批判序説もどき/柿崎唯
第9回。「戦国大名」ネタの後編。戦国大名が何故にシミュレーション性が低いのか、を解説。大雑把に言うと「本気でシミュレーションしたら天下統一ゲームにならない」という解りきった結論ですが、「何故ゲームがそういう作りになっているのか」というのがいちいち理由が挙げられていて「腑に落ちる」とはまさにこのことか、と思いました。
・[連載]ASLの戦場
第8回 ハーフトラック
・・・、「ハーフトラック」って、半分「履帯(TRACK)」だからハーフトラック・・・、今の今まで「前半分がトラックだからハーフトラック」だと思ってたよ・・・(落涙)
★次号予告
次号33号はナポレオニック特集のようで、付録ゲームはアドテクノスの「アウステルリッツの太陽」です。このゲームのことを聞くと、シミュレイターのギャグ満載のリプレイを思い出すなぁ(プラッツェン高地の逆落としじゃー、とか)。