感想:ドラマ「刑事コロンボ」『逆転の構図』(1974-75年)


 ドラマ「刑事コロンボ」の感想です。

■NHK海外ドラマホームページ・刑事コロンボ
http://www9.nhk.or.jp/kaigai/columbo/

 NHK−BSハイビジョンでの視聴です。

「逆転の構図」  NEGATIVE REACTION


■あらすじ

 高名な写真家ポール・ガレスコは、高圧的に彼を支配する妻フランセスを憎悪していた。ガレスコは密かに妻を射殺した後、妻が誘拐された様に振る舞い、その一方で以前から密かに雇っていた前科者ダシュラーが犯人であるかのように工作した。最後にガレスコはダシュラーを射殺し、自分は妻を誘拐された悲劇の夫を装うが・・・


■感想

 放映時間は1時間35分のたっぷりバージョン。有名な作品で何度も再放送されているので、犯人の名前すらスラスラ出てきてしまうほどでした。「あ、もう一つだけ」の連発や、有名に違いない最後の引っ掛けシーンなど、全てにおいて「これこそコロンボ」的な作品でした。

 作品のタイトルも渋くて印象に残り、ネタバレにならず、それでいて見終わると「なるほど」と思ってしまう好タイトルだと思います。

 ところで、ガレスコが自分の足を撃った銃、ルガーだったんですけど・・・、そんなにホイホイと売っている銃とも思えないんですけどね〜。