感想:ドラマ「刑事コロンボ」『死者のメッセージ』(1976-77年)


 ドラマ「刑事コロンボ」の感想です。

■NHK海外ドラマホームページ・刑事コロンボ
h ttp://www9.nhk.or.jp/kaigai/columbo/

 NHK−BSハイビジョンでの視聴です。

「死者のメッセージ」  TRY AND CATCH ME


■あらすじ

 女流人気推理作家アビゲイル・ミッチェル(ルース・ゴードン)は、我が子同然だった姪を4ヶ月前ヨット事故で亡くしていた。アビゲイルは、それが事故ではなく姪の夫エドモンドによる殺人と見抜き、復讐のためエドモンドを自宅の金庫室に閉じ込めると、そのまま旅行に出てしまう。やがてエドモンドの死体が発見され、周りは事故だと考えるが、コロンボは現場の状況に不審な点を見出す。


■感想

 放映時間は1時間14分。

 めっちゃ有名な作品(古畑任三郎でもそっくりな話有りましたよね)。コロンボが犯人のミスを徹底的に追及して・・・、という展開ではなく、コロンボと犯人のアビゲイル(そして視聴者)が一緒に、エドモンドが残した最期のメッセージを読み解く、という普通の推理ものっぽい展開だったりします。ちょっといつものコロンボとは味わいが違いますが、これはこれでなかなかに好きな作品だったりします。また、クラシック風(? どう表現して良いのか解らない)のBGMがグッドでした。

 あと、コロンボではなくアビゲイルのほうが「あっ、もうひとつだけ」とか言うのに笑ってしまいました。