感想:アニメ(OVA)「たまゆら」第1話「大好きがいっぱいの町、なので」


 アニメ(OVA)「たまゆら」の感想です

■アニメたまゆら・公式サイト
http://www.tamayura.info/

 CS放送・AT-Xでの視聴です。

■概要

 「ARIA」のスタッフが再集結して作ったヒーリング系のOVA。一話辺り15分×全4話。OVA発売前の先行放送。


■キャスト
沢渡楓: 竹達彩奈
塙かおる: 阿澄佳奈
岡崎のりえ: 井口裕香
桜田麻音: 儀武ゆう子
志保美りほ: 葉月絵理乃
塙さよみ: 大原さやか
沢渡香: 宮本佳那子
ももねこ: 福井裕佳梨
楓の母: 緒方恵美
楓の祖母: 松尾佳子
「ほぼろ」店主: 松来未祐
写真館オーナー: 中田譲治

第1話 『ひとつめ 大好きがいっぱいの町、なので』


■あらすじ

 写真好きの少女・沢渡楓(さわたり・ふう)(声:竹達彩奈)(通称:ぽって)は、高校進学をきっかけに、5年前亡くなった父が好きだった広島県竹原市に引っ越した。楓の撮る写真には時折「たまゆら」と呼ばれる不思議な光の球が写ることがあった。楓の昔からの友人「塙(はにわ)かおる」(声:阿澄佳奈)は、学校に写真部が無いと知り、一人写真部の設立を勧める。口下手な楓だったが、自分の撮った写真をきっかけに「桜田麻音」(声:儀武ゆう子)や「岡崎のりえ」(声:井口裕香)たちと知り合う。


■感想

 「ARIA」シリーズは確か1,2回見ただけなので、スタッフ再集結と言われても特に感慨はありませんが、まあ、ふんわかした感じが、原作漫画版の「ARIA」に似ているかなぁ、という気はしました。

 第1話は、写真が大好きで注意力ちと散漫な少女の日常を描く(だけ)のお話で、特に明確なストーリーというものは有りませんでした(そういえばARIAだってこんな感じのお話でしたね)。しかし、ふわふわした感じのお話は、良い意味でうとうとっとしてしまいそうなゆったり感に溢れており、印象は悪くありませんでした。「OVAなのに作画のクオリティがテレビアニメ級」というところがちょっと気になりましたが、今後の行方を注目したい作品ですね。


★おまけ1

 1話あたり15分って・・・、初期の「うる星やつら」みたいだ・・・。制作期間がめっちゃ厳しいのかしら? この収録時間でDVD/ブルーレイの値段は30分物と一緒だったりして・・・


★おまけ2

 ハハハ、このアニメも「仲良しの女の子たち」だけしか出てきません。8月に発売されたDIMEのアニメ特集記事で『最近のアニメは、オタクを喜ばすため、「けいおん!!」とか「とある科学の超電磁砲」の様に、視聴者にとって邪魔な男キャラを排除する傾向にある』とありましたが、このアニメもまんまそのパターンですねぇ(ト書き:苦笑)。