感想:アニメ「学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD」第12話(最終回)「ALL DEAD'S attack.」


 アニメ「学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEADハイスクール・オブ・ザ・デッド)」の感想です

学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD 公式サイト
http://www.geneonuniversal.jp/rondorobe/anime/hotd/

 CS放送・AT-Xでの視聴です。

第12話(最終回) 『ACT 12 ALL DEAD'S attack.』


■あらすじ

 各国が発射した核ミサイルのうち、迎撃し損ねた一発が日本上空で爆発した。その結果地表に降り注いだ電磁パルス(EMP)により、携帯電話、発電施設、コンピュータを使用した自動車など、ありとあらゆる電子機器が使用不可能となった。その混乱の中で、ゾンビたちがついに高城邸の内部に侵入してきた。高城総帥は、自分たちは捨て身で屋敷からの脱出を図る一方、孝たちに沙耶をつれて屋敷から脱出するように頼む。孝たちはハマーに乗り、再びゾンビたちの溢れかえる街へと旅立っていった(完)。


■感想

 冴子先輩って、剣の腕が凄い人、とかいうレベルをもう超えてませんか。物凄い瞬発力でビュンビュン飛び回りながらゾンビを切り倒しているし、屋敷からの脱出では片輪走行を阿吽の呼吸でサポートしているし、何処かでエージェントの訓練でも受けていたのかと思うような活躍ぶり。

 そして、最終回は第1話の始まり方から想像も付かないような奇麗な終り方をしたので、「えっ、ウソ?」という感じでちょっと驚いています。第1話ではいきなりクラスメートがゾンビ化するわ、親友をブッ殺すわ、麗はヒステリーだわ、と、なんか抵抗のあるシーンばっかりだったのに、最終回ときたら、高城両親は出来た人たちで超カッコいいわ、車の整備をしてくれたおじさんもカッコつけだわ、孝たちは一致団結しての「俺たちの戦いはこれからだ!」的に半端に希望のあるようなエンディングだわ、で、もっと苦い感じの結末だと思っていただけにこの後味のよさにはびっくりです。途中色々有ったけど、こういう結末にされると、なんか良いアニメだった様な気がしてきました。

 まあ、テーマがテーマだけに視聴にはかなり抵抗のある作品でしたが、出来としてはよかったのじゃないですかね。少なくとも佐藤ショウジ漫画の一大特徴「爆弾みたいな乳」の描き方は完璧でしたしねー。

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screenshot
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