感想:アニメ(新番組)「インフィニット・ストラトス」第1話「クラスメイトは全員女」


 アニメ「インフィニット・ストラトス」の感想です。

■TBSアニメーション・<インフィニット・ストラトス>公式ホームページ
http://www.tbs.co.jp/anime/is/

 BSデジタル放送BS-TBSでの視聴です。


■概要

 同名ライトノベル弓弦イズルMF文庫Jメディアファクトリー刊))のアニメ化。学園ロボット物。


■キャスト
織斑一夏(おりむら いちか) : 内山昂輝
篠ノ之箒(しののの ほうき) : 日笠陽子
セシリア・オルコット : ゆかな
凰鈴音(ファン・リンイン) : 下田麻美
シャルル・デュノア花澤香菜
ラウラ・ボーデヴィッヒ井上麻里奈
織斑千冬(おりむら ちふゆ) : 豊口めぐみ
山田真耶(やまだ まや) : 下屋則子
篠ノ之束(しののの たばね) : 田村ゆかり
五反田蘭(ごたんだ らん) : 小幡記子
五反田弾(ごたんだ だん) : 保村真

第1話 クラスメイトは全員女


■あらすじ

 IS(アイエス/インフィニット・ストラトス)とは、約10年前に日本で開発された一種のパワードスーツで、現在では軍事利用が禁止されているため、スポーツ専用の道具となっている。そしてISは女性しか使用出来ないため、世界は女性が格上という社会になっていた。

 「織斑一夏」は、男にもかかわらずISを動かす事が出来たため、女子生徒しかいないIS操縦者育成組織「IS学園」に無理やり入学させられる。一夏は、教師である姉「千冬」や幼なじみの「篠ノ之箒」と再会するが、女ばかりの環境や難解極まりない授業等に困惑する。ある日クラス代表を決めることになったが、候補者に、一夏と、一夏を妙に敵視する「セシリア・オルコット」の二人が出たため、ISで対戦して代表を決めることになってしまった。


■感想

 原作小説は未読。漫画版は1話だけ読みましたが、あまりにレベルが低かったので、そのまま見捨てました。
 さてさて、ほぼ知識ゼロで視聴したのですが・・・、いやー、もう、見ていて腹がよじれるくらい笑いました。まあ「ウケる要素を全て入れたらこうなった」という事なのでしょうが、

・パワードスーツのバトル物。アクションシーン満載。
・女ばかりの学校に男一人。女の子から注目されまくりで大変。
・姉は教師でした。「織斑先生と呼べ!」と殴られる。
ツンデレ系幼なじみ登場。しかも声は最近絶好調の日笠陽子さん。
・風呂上りにバッタリ、「キャー!」
・縦ロール系のお嬢様登場。「オーッホッホッホ、仲良くして差し上げても良くてよ」

 etc,etc。よくもここまでありがち設定を満載できたものだと感心します。

 主人公はそこそこハンサムで、秘めたる力があるので、今後「ああ、なんなんだよー、めんどくせー」とかのはみ出し者風キャラでありながら、周りからは物凄い注目を浴びて女の子にモテモテモテモテ(以下飽きるまで繰り返す)という展開の、超お約束アニメ、と見ました。

 正直、絵と声優は合格点でしたが、話はあまりにお約束が過ぎてちょっと退屈しましたね。今後「おおっ! ベタ設定だけど結構面白いじゃん!」となるか「声優とベタ設定だけ有ればいいと思うなよ!」とくさす事になるのか。とりあえずもう少し見てみようと思います。

 それにしても、ISが女性しか動かせないという設定に何の説明も無いのですけど・・・、ハーレム学園物にしたいから、だけの根拠無しの設定?