感想:アニメ「緋弾のアリア」第2話「双剣双銃(カドラ)のアリア」


 アニメ「緋弾のアリア」の感想です。

■東京武偵高校|TBSテレビ:緋弾のアリア 公式ホームページ
http://www.tbs.co.jp/anime/aria/

■原作小説のサイト MF文庫J緋弾のアリア』公式サイト
http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/aria/

 BSデジタル放送BS-TBSでの視聴です。

第2話 『第2弾 双剣双銃(カドラ)のアリア』


■あらすじ

 アリアはキンジに「アサルト」(強襲学部・強襲科。銃と刀での接近戦専門)に転科して、自分と「パーティー」を組めと言い出し、やたらと付きまとい始めた。キンジはアリアの事を調べ、以前はヨーロッパで「S級」の武偵として活動していた凄腕だと知る。キンジは根負けし、転科ではなく、自由時間にアサルトの授業を受けるという形で、一回だけパーティーを組む事にした。


■感想

 まあ、この作品世界の「探偵」というものは、こちらの現実世界で言うところの「探偵」とは違うんでしょうね。だって学校のコースに「強襲」とか「兵站」とか「通信」とかあるんですよ? そういうものが必要な組織は、「探偵」ではなく明らかに「軍隊」です…、と思ったら色仕掛け専門のコースもありました…、軍隊と情報局が合体ってこの学校は何者を育成する気なんだ。そんな準軍事組織なのに「探偵」とか強弁するから違和感バリバリなのですよね。まあ慣れるしかないのか。

 あと、ふっと思ったのですが、このアニメの設定を見る限り、1990年代のネットゲームの「蓬莱学園」を連想しますね。一応学園物、でも「学生」たちは軍隊でもなんでもありの超フリーな設定というところがそっくりかなと。キンジは依頼を探して掲示板を見ていましたが、これもゲームのブレイヤーが翌月のためのアクションを選択するあの行動に似ている様に思いました。

 TBS深夜枠アニメは、毎期少なくとも一つは「オタ向けベタ設定アニメ」で行くと決めた様で、「インフィニット・ストラトス」に続いて、こっちもベタな「美少女のお風呂シーンで覗きと誤解されてのされる」とかのシーンを用意していました。まー、妙に凝ったつまらない設定のアニメより、頭をカラッポにしても楽しめるオタ向け安直設定の方がまだマシかもしれません。


★蛇足

 カドラって何語よ。