感想:アニメ「STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)」第14話「形而下のネクローシス」


 アニメ「STEINS;GATEシュタインズ・ゲート)」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■TVアニメ『STEINS;GATEシュタインズ・ゲート)』公式サイト
http://steinsgate.tv/index.html

 CS放送・AT-Xでの視聴です。

第14話 形而下のネクローシス


■あらすじ

 倫太郎は2010年8月13日の16時頃に何度も舞い戻り、まゆりを助けようとするが、どんな方法をとってもまゆりの死は止められなかった。倫太郎はまゆりを逃がすのではなく、萌郁の側をなんとかしようと考え、彼女をメールで呼び出し、彼女がIBN5100を探す「ラウンダー」なる存在だと聞き出すが、結局ラウンダーたちにつかまり、またもまゆりは助けられなかった。何回目かの過去で、倫太郎は紅莉栖に事情を話し、彼女の協力を得る事にした。

 倫太郎は紅莉栖の設定し直したタイムリープマシンで、タイムリープマシン完成直後の8月13日の14時に戻り、皆を解散させた後、紅莉栖に状況を説明した。紅莉栖はまゆりの死の原因は、ラウンダーの襲撃云々ではなく、もっと根源的な何かだと推測する。

 そこに鈴羽が現われ、二人を人工衛星の墜落現場に連れて行った。鈴羽によれば、過去を改変し多少歴史を変えても、基本的に到達する未来は変わらない。それがまゆりの死が回避できない理由だった。しかし世界線の位置を意味する数値「ダイバージェンス」が1%以上変動した「β(ベータ)世界線」に乗り換えることができれば、到達する未来は変わる。現在を意味する「α(アルファ)世界線」からβ世界線に乗り換える事ができるタイミングは限定されており、1990年、2000年、そして今年2010年だった。鈴羽は人工衛星がタイムマシンだと教え、自分は2036年から来たタイムトラベラー「ジョン・タイター」だと告白する。


■感想

 まゆりの死が連発して多少鬱な展開に凹んでいましたが、唐突にジョン・タイターのお話が帰ってきてビックリと同時に気分が上向きになりました。おいおい、そう来たかい。タイター=鈴羽の父親?とか目を向けさせておいて、実は鈴羽本人がタイターでした、か。ようやく第一回目以降放置されていた人工衛星の墜落も話に結びついてきましたし、新局面に突入してワクワク度もUP!です。