感想:アニメ「STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)」第15話「亡環上のネクローシス」


 アニメ「STEINS;GATEシュタインズ・ゲート)」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■TVアニメ『STEINS;GATEシュタインズ・ゲート)』公式サイト
http://steinsgate.tv/index.html

 CS放送・AT-Xでの視聴です。

第15話 亡環上のネクローシス


■あらすじ

 鈴羽は倫太郎と紅莉栖に自分の過去を語った。かつてジョン・タイター(=鈴羽)がネット掲示板「@チャンネル」で語った通り、2036年にはSERN(セルン)がタイムマシンの力で世界を支配しており、鈴羽はセルンと戦うレジスタンスの一人だった。未来では倫太郎はレジスタンスの創設者、一方紅莉栖はセルンでタイムマシンの開発者、としてそれぞれ有名だったが、二人とも2036年には死亡していた。

 鈴羽は歴史を変えるため、父親の残したタイムマシンでこの時代にやって来た。セルンがタイムマシン開発に成功したのは、実は倫太郎たちの「電話レンジ(仮)」(−かっこかり)を参考にしたためだった。セルンは世界中の通信網を傍受してタイムマシンに関する情報を集めており、倫太郎が初めて発信したDメールが傍受されてセルンに見つかってしまったらしい。もしその情報をセルンのデータベースから抹消し、セルンのタイムマシン開発を阻止できれば、歴史は改変される。しかしデータベースのハッキングにはIBN5100が必要である。鈴羽は本来は1975年に行き、そこでIBN5100を探し、倫太郎に託すはずだったが、この2010年に行方不明の父親が居ると知っていたため、父親探しのためにこの時代に寄り道したのだった。

 鈴羽は本来の目的地である1975年に向かおうとするが、タイムマシンは故障していて起動しなかった。鈴羽には技術の知識は無くマシンは修理できない。紅莉栖はマシン修理のため、倫太郎をタイムリープマシンで5時間前の8月13日14時に戻し、さらにそこからマシンの限界である48時間前に送り返す事にした。

 8月11日14時。未来から来た倫太郎はラボメンを召集し、ダルがタイムマシンの修理、紅莉栖がタイムリープマシンの完成、その他メンバーが鈴羽の父親探し、に取り掛かる。

 8月12日。倫太郎は鈴羽の父親の手がかりのピンバッチについて情報がつかめたと知り、飛び出していった。


■感想

 一時期えらく暗くなっていましたが、今回はジュヴナイル小説ノリが戻ってきました。悪の組織に支配された未来世界、そこからやって来た美少女(と言っても良いでしょう)戦士、彼女を助けるために力を貸す主人公と仲間たち、と、コッテコテのジュヴナイル展開です。しかしそこがたまんなく良いんですよね〜。

 ところで・・・、鈴羽の父親ってダル? まゆりのあからさまな指摘とか、タイムマシンは「電話レンジ(仮)」に似ているとか、しかも消去法で倫太郎は父親ではないので、もうダルしかいないじゃんかと。