感想:アニメ「STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)」第16話「不可逆のネクローシス」


 アニメ「STEINS;GATEシュタインズ・ゲート)」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■TVアニメ『STEINS;GATEシュタインズ・ゲート)』公式サイト
http://steinsgate.tv/index.html

 CS放送・AT-Xでの視聴です。

第16話 不可逆のネクローシス


■あらすじ

 8月12日。倫太郎は鈴羽の父親の手がかりのピンバッチは、前日11日に「バレル」(樽)または風船の様な男が注文したと知るが、正体は解らないままだった。倫太郎は翌日8月13日に完成したタイムリープマシンで11日に戻り、注文者がダルだったと突き止める。ダルは父親が見付からない場合に鈴羽を喜ばそうとこっそりバッチを注文したのだった。倫太郎は、ダルからタイムマシンが過去へしか移動できず、鈴羽が旅立てば二度と会えないことを知る。

 8月13日15時。ついにタイムマシンの修理が完成した。まゆりは様々な状況証拠、何よりタイムマシンの妙なネーミング(=FG204 2nd EDITION ver2.31)から、鈴羽の父がダルだと推理する。意外な形での親子の再会の後、鈴羽は1975年へと旅立った。

 倫太郎たちはラボに戻り、(歳を取った)鈴羽がIBN5100を届けに来るのを待つが、ラボに現われたのはミスターブラウンだった。ミスターブラウンは知り合いの「橋田鈴」なる人物からの手紙を倫太郎に渡す。それは鈴羽からの手紙だったが、中身はIBN5100の入手に失敗したことを告げるものだった。鈴羽は1975年にたどり着いたものの、タイムマシンの修理が不完全だったため、以後24年間(=1999年まで)記憶を失っていたという。記憶を取り戻した鈴羽は、使命を忘れ人生を過ごしてきた事を知ってショックで精神を病み、一年後の2000年に自殺していた。

 倫太郎は、8月9日のオフ会の夜に鈴羽を旅立たせなかった事がタイムマシンの故障を呼び、今の状況を招いた事から、過去の自分にDメールを送り、鈴羽を引き止めないように連絡した。その瞬間世界線が移動し、倫太郎はミスターブラウンから鈴羽が10年前に「病死」した事を聞き出す。鈴羽の遺品のダイバージェンスメーターは、値は変動していたものの1%は超えていなかった。夜、倫太郎は以前とは歴史が変わり、電車は停止せず、まゆりも死ななかった事に安堵する。


■感想

 「ダル=父親」という秘密をもっと引っ張るのかと思ったらあっさりと流してしまい、「こんな大ネタをサクッと消化するとはなんと淡白な」とか驚いていたら、その後の展開でもう呆然。あっさりPCが手に入るとは思いませんでしたが、いくらなんでもこれは酷すぎる・・・

 で、Dメールによりまたまた歴史は改変されて、なんとかまゆしー死亡フラグは消えましたが・・・、あれ、結局鈴羽が手に入れるはずだったIBN5100はどうなったんだろう? 鈴羽が神社に奉納したのかと思ったのですが違うみたい・・・