感想:ABUロボコン「ABUロボコン2011 日本代表 世界への挑戦 タイ・バンコク大会」(9月19日)


 9/19(月)14:00-15:00にNHK総合で放送。今年8月28日の第10回タイ・バンコク大会の録画。今年7月18日に放送した大学ロボコン全国大会の世界大会編。ゲストは明和電機土佐信道

NHK ロボコン
http://www.nhk.or.jp/robocon/

■“ロボコン”公式ホームページ
http://www.official-robocon.com/


□競技課題

>「ロイ・クラトンの火をともせ!」

>ABUロボコンの開催国・タイの伝統行事をモチーフにした今年の競技。川の女神に感謝するため燈篭(クラトン)を作り、川に流す(ロイ)動きをロボットで再現します。 制限時間は3分。2チームの対戦形式で勝負を競います。

>各チームは手動ロボット1台と自動ロボット2台を協力させ、「ろうそく」や「かざり」「花」を乗せた「クラトン」を完成させます。それを競技フィールド中央に作られた、揺れる「川面」に浮かべ、先に「炎」を載せたチームの勝利。

>求められるのはロボット同士の緻密な連携と、不規則に揺れる「川面」に正確にものを載せる高い技術力・・・。きわめて難易度の高い競技に大学生たちが知恵と努力で挑みます!

 つまるところ、ロボット三台であっちこっちに散らばっているパーツを集めてきて縦に積み上げてデコレーションケーキみたいなものを組み立てて、最後にシーソーの端に置く、というものです。相手チームへの妨害要素は殆ど無し。


□感想

 ここ数年のロボコンは休日にひっそり放送されるので油断も隙もあったもんじゃ有りません。昔はゴールデンタイムあたりに放送していたんですけどね。

 今年も去年に続いて明和電機土佐信道氏がゲストで登場してました。

 日本代表の東京大学は予選リーグを危なげなく通過。代わりに、過去4連覇しているロボコン最強国家中国が、マシントラブルで予選リーグ敗退という番狂わせ。

 さて、日本は決勝トーナメントでタイチーム1(タイは地元なので2チーム出ている)に敗北・・・、と思いきや、審判団の判断で再試合が決定。ここで勝ては劇的だったのですが・・・、自動ロボがクラトン組み立てで最初の試合とまったく同じミスをしてしまい、結局やっぱり負けでした。ちなみ決勝はタイの2チーム同士の対戦というフィクションみたいな事になって、日本に勝ったタイチーム1が優勝でした。

 技術立国とかいうけど、この大会を見ていると日本のレベルって意外とたいしたこと無いんだな、という気持ちにさせられます。ブータンとかラオスに負けだす日も遠くないんじゃないのかと思えてきました。