感想:アニメ「STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)」第23話「境界面上のシュタインズゲート」


 アニメ「STEINS;GATEシュタインズ・ゲート)」(全24話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■TVアニメ『STEINS;GATEシュタインズ・ゲート)』公式サイト
http://steinsgate.tv/index.html

 CS放送・AT-Xでの視聴です。

第23話 境界面上のシュタインズゲート


■あらすじ

 2010年8月21日17時半。倫太郎たちは、ラジ館の屋上で未来からやって来た鈴羽と出会っていた。鈴羽によれば、未来に起きる第三次世界大戦で57億人が死ぬため、それを回避するため未来の倫太郎自身とダルがタイムマシンを開発し鈴羽を送り込んだという。倫太郎は鈴羽から協力を求められるが、紅莉栖を犠牲にしてようやくたどり着いたこのβ世界線を改変する事を拒む。ところが鈴羽から、7月28日に死んだ紅莉栖を助け、他の世界から干渉されない世界線「シュタインズゲート」にたどり着く事が目的だと知らされ、協力することにした。

 鈴羽と倫太郎はタイムマシンで7月28日11時51分のラジ館にたどり着き、倫太郎は過去の自分(中鉢博士のタイムマシン講演を聞きにきていた)と出会わないように、紅莉栖が死んでいた現場で待ち伏せた。倫太郎はそこで、中鉢博士が紅莉栖の父親であることを知る。博士は紅莉栖が持参したタイムマシンに関する論文を読むと、それを奪い取り、邪魔な娘を娘を殺そうとする。倫太郎は止めに入ろうとして、誤って紅莉栖を刺してしまい、その間に博士は論文を持って逃げ出してしまった。倫太郎は紅莉栖を殺したショックで呆然自失状態のまま、8月21日に帰還する。同じ頃中鉢博士がロシアに亡命したニュースが流れていた。博士のこの行動が元で、世界中でタイムマシン開発競争が起こり、それが最終的に第三次世界大戦をひき起こす事になるのだった。

 倫太郎は紅莉栖の死の運命は変えられないと絶望するが、まゆりから叱咤される。さらに鈴羽から倫太郎が失敗する事は折込済みだったと聞かされ、過去7月28日に自分の携帯に届いていたムービーメールを見るように指示される。それは未来、15年後(2026年)の自分から届いたメールだった。未来の倫太郎は、シュタインズゲートにたどり着くには、紅莉栖を救い、論文を葬る事が条件だといい、過去を改変せず、「過去の自分に生きている紅莉栖を死んだと観測」させればよいという。ダルやまゆりは意味が解らないが、倫太郎は全てを理解した。


■感想

 第1話の裏ではこんな事が起きていたのか…(「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の2作目を思い出しますな)。

 第1話から今日まで、中鉢博士みたいな雑魚キャラ(だと思っていた)がサイトのキャスト名に堂々と載っているのが不思議で仕方なかったのですが、こういう訳だったのかぁ。

 それにしても、Dメールとかタイムリープマシンをあれこれして、3週間も死ぬ気で冒険していたのが、全てこのイベントのための前降りに過ぎなかったとは、なんかもう凄すぎる…、アニメは相当なストーリー量だと思うのですが、それでもゲームから比較するとかなり端折っているとか。元ゲームってどんだけのボリュームだったんだよ、と突っ込み入れたくなります。

 次回、多分感動の最終回!