感想:アニメ(OVA)「ノラゲキ!」(2011年)


 アニメ(OVA)「ノラゲキ!」(2011年)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

ノラゲキ!
http://dbeat.bandaivisual.co.jp/norageki/

 CS放送・AT-Xでの視聴です。


■概要

 プロジェクト「Amani(エイマニ)」で作られた作品の一つ。SF密室脱出劇。2011年4月7日発売。キャラクターデザインは漫画家の「ゴツボ☆マサル」氏。


■キャスト
好青年:入野自由
いい女:本田貴子
中年男:森一馬
オタ女:MEG
老人:加藤精三
ノラ猫(クルピエ):田村睦心


■あらすじ

 未来。舞台は終身刑の囚人の収監施設。突然の停電で独房のドアが開き、4人の囚人が外に出るが、施設内には看守が見当たらず何が起きたのか解らない。やがて彼らは一人の老人と出会うが、老人は囚人ではないらしかった。その内、この施設は宇宙ステーションで、しかも地上に落下中だと判明する。脱出方法は貨物用ポッド一個のみで、一人しか脱出できない。老人はポッドの操作スイッチを渡す代わりに、飼い猫を助けろという。囚人四人は猫を捕まえた者がポッドに乗る権利を得る、という取り決めをする。

 その後どうなったかはわからないまま場面転換。舞台は宇宙ステーションから地上になる。

 やがてポッドが地上に落下した。脱出の際の高熱で中の人間は生きていないはずである。実は老人は学者で、ある致命的なウイルスを開発し保菌者となってしまったため、自ら囚人の収監施設に閉じこもったのだった。着地したポッドの中からは囚人「好青年」が出てくるが、彼はロボットだった。「好青年」は老人からウイルスのデータを回収するためにステーションに送られたのだった。しかし「好青年」が持ち帰ったのはデータではなく、ウイルスを宿した猫だった。猫は外界に飛び出し、ウイルスをまき散らしていった。地上の人間は即座に死に絶えるだろう。完。


■感想

 なんかキャラの動きが形容しがたいぬるっとした感じで不気味でした。ストーリーはまあまあ面白いといえば面白かった。30分で手堅くまとめていました。もっともネタバレが早すぎた気がする。もっとギリギリまで引っ張っても良かったような気もします。

 あとタイトルの意味がサッパリ解らん。「けいおん!」とかの四文字タイトルブーム(既に過ぎ去りました)をまだ引きずっていたとか?