感想:科学雑誌「ニュートン2012年4月号」特集『宇宙の法則』他(2012年2月25日発売)

■科学雑誌ニュートン-最新号案内
http://www.newtonpress.co.jp/science/newton/index.html

>知れば宇宙がもっと楽しくなる!
>宇宙の法則
>この宇宙はどんな法則に支配されているのだろうか?
>厳選した10大法則を,法則が支配する現象とあわせて紹介する。

 超古典のケプラーの法則とかから、E=MXC2乗まで、宇宙関係の10の法則を一挙(?)公開。まあ何かに突っ込んだ特集というより、宇宙関係の常識のおさらいという感じでした。

>書きかえられる「不確定性原理
>80年以上,信じられてきた量子力学の大原理に,
>修正をせまる実験結果が報告された

 あの「観測したらそのことで対象に影響を与えてしまう、与えないようにすると確率でしか状態が示せない」という有名な考えが間違っていた?というお話。難しいのですよ。

>進化をつづける人工知能
人工知能は,コンピューターの中で
>どのように“考えて”いるのだろうか?

 はい、また旬のネタ来た。将棋ソフト「ボンクラーズ」を皮切りに、人工知能について説明しています。フレーム問題とか機械学習とか人工知能の基礎から良く解ります。

>Basic of Science
>重さと質量

 重さと質量、同じようでも実は違うのです。

☆次号予告
http://www.newtonpress.co.jp/newton/newton.html
>人類最大のフロンティア
>脳と意識
>「意識」とは何でしょうか。
>しかし実際には,意識の解明は困難をきわめます。「意識」というものは,各個人の主観的な“心の中の現象”であるため,これを科学として客観的に分析することがむずかしいのです。

 なんかこう、最近SF者がピクッと来るテーマが多いですね。