感想:NHKオタク系番組「MAG・ネット」2012年4月号「特集:超世代アニメとヤマト」(4月6日深夜放送)


 NHK総合の月イチ(第一土曜)深夜枠番組。

 今月からリニューアル。といってもOP曲が変わったくらいで、2011年度の内容と基本的には変わりは有りませんでした。

■MAG・ネット 〜マンガ・アニメ・ゲームのゲンバ〜
http://www.nhk.or.jp/magnet/

>「宇宙戦艦ヤマト」「ガンダム」「エヴァンゲリオン」など、世代を超えて愛され続けているアニメがあります。

>それらを「超世代アニメ」と名付け、長く愛される秘密は何なのか、 今回、新たにリメイクされる「宇宙戦艦ヤマト」の制作スタッフやファンの活動から探っていきます。

>また、今回から始まる新たなトークコーナー「まぐレボリューション」では、「アニソン」の魅力を語ります!

□特集 超世代アニメとヤマト

 昨日見たばかりの「ヤマト2199」を皮切りに、ガンダムとかエヴァとか長生きアニメの特集。

長生きする理由は
1)主人公が10代
2)元ネタがある
 →「ヤマト/西遊記」「ガンダム/十五少年漂流記」「エヴァウルトラマン
3)描かれていない部分があり不完全
 →視聴者が勝手に深読みしたり、補完したりする→作り手がそれを受けて新作を作る

 なんかすごい後付けの理由の様な気がする。


ヤマト2199で作り直した部分

1)ガミラスの社会体制の設定
  デスラーがイケメンで若い…、まあこれは声次第かな。

2)女性キャラ
 先代では雪が仕事のし過ぎだったので、今回はレーダー手に限定…、まあそうかもしれないけどそこを「そんなん無理」とか言うのもなんか無粋というかねぇ。

 痛々しい企画「ファンのゲンバ」が戻ってきたのはちょっと良かった。


□MAG☆ステ

・漫画大賞2012が「銀の匙」…、「つまらんとは思わないけど、ハガレンと比較してイマイチだなぁ」とかぼやいている私はおかしいのでしょーか。このネタなら「農民貴族」の方がよほど面白いと思うのですが…


□ネオ・オタク向上委員会 まぐレボリューション

>日本のオタクカルチャーを応援し、新しい理想のオタク像を探るため
>「オタク向上委員会」が結成された!メンバーは、西川貴教明坂聡美
>新たな理想のオタク「ネオ・オタク」に進化するために、オタクカルチャーの マスト・アイテムの数々を検証していく。通称「まぐレボ」。

 今回のお題は「アニソンをレボリューションせよ」。喜屋武ちあきをゲストに呼んでアニソン談義。なんかラジオのコーナーみたいな感じ。

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 今回からにーどる役の柚木涼香さんの喋りが激増して、逆に後藤沙緒里さんの存在感が激薄に…、まあそこはたまたまかもしれません。

 今月は、わりと悪くなかったかな。相変らず特集は薄味極まりないのですが、旬のヤマトネタなのが良かったような。あとまぐステで扱った個々のネタもまあまあ面白かったし。ただ劇的に変ったと言うほどではないので、今後の行方は予断を許さないというのが正直なところですかね。


★おまけ

 あっれー、公式サイトから過去の放送履歴がばっさり消えてる…、過去の事はもう忘れたよ、みたいな?