感想:成年漫画誌「コミックホットミルク2012年6月号」


 発売日:2012年5月2日(毎月2日発売)

コミックホットミルク 公式サイト
http://www.coremagazine.co.jp/hotmilk/

---------------------------------------
COVER ILLUST
織田non


[もじょっ!]DISTANCE

 新連載。大学に入学した主人公が、従姉のお姉さんが管理していた女性専用アパートの管理人を引き継いで…

 おや、DISTANCE先生、エロ漫画に回帰してきたんですね。ヤングエースでまたハレンチな漫画を描いてくれても良かったのに、とか思いますが…

 初回はいきなり従姉のお姉さんとエッチ。情けない系の男+相変らずのヒロインのダイナマイト乳(母乳噴出含む)、という手堅いエロ展開でさすがベテランの味わい。さらに身の回りに若い女性が一杯なので今後の展開も安心、とそつの無い作りですが、なんか最近この人の作風にあまり興奮できなくなったなぁと思います…



[せんせいわかりません!]胃之上奇嘉郎

 家庭教師の先生を教え子の〇学生の女の子が翻弄する話。『あれ、胃之上先生こんな絵だったかな、なんとなく「じょしらく」のキャラの絵柄に似てないですかね』とかそんな事を考えていました。実用性はゼロ判定。



[スペリアー・ケーキ]井雲くす

 主人公君はケーキ屋でバイトをしていますが、女性店長さんがやたらとキツイ人です。ある日、仕事が終った後、店長さんから「お客の女子高生を見て〇起させてんじゃないわよ!」と叱り飛ばされ、責めを受けることに…

 初めて見る人かなぁ? 絵はシンプルながら魅力ある絵で達者ですし、店長さんは爆乳ですし、と良い感じですが、正直エロス度は高くない気がします。普通の漫画で描くべきタイプの人かなぁと思うところ。



[パパはいませんっ]ぶーち

 ヒロインさんがバイトから帰ってみると、相変らず母親と恋人がベタベタしていて、もうエロイ気分になっちゃいました…

 いつもの如く、そこそこの絵の可愛さとエッチ度。まあホットミルクならこんなモンでしょうか。



[貝殻ショウジョ]篠塚醸二

 カラー6ページ。海辺で貝殻を拾っていた水着少女とエッチする話。イラスト集以外の何物でもなく。



[ファミレスの彼女]そりむらようじ

 ファミレスでアルバイト中のヒロインさんの所に恋人君がやって来ました。で、恋人君が制服の可愛さに興奮して…

 はい、いつものそりむら系ころころヒロインがエッチする話。まあ悪くは無し。



[土下座の花道]犬江しんすけ

 「アクセル・ワールド」の主人公みたいな太めのいじめられっこ君は、今回イジメの一環で、武士系美少女の前で土下座させられ「セッ〇スしてください」と言わされてしまいました。激怒した武士少女は放課後指導室に呼び出すのですが…

 さすがメジャー経験者で、絵の上手さは雑誌一だと思いますが、イマイチ使い辛いシチュエーションで、「あー、ポニテヒロインが美人だなぁ、実用性は無いけど…」とぼーっと読み流していました。この絵でギンギン来る奴を描いて欲しいんですけどねぇ。



[ないものねだりのごかんけい2]天太郎

 2月号の続編。チビッ子キャラと一見清楚な女の子ですが実は男の恋人が、水着を買いに行って試着室で興奮しまくり、そのあと青〇するお話。結構エロシーンは濃い目ですが絵がイマイチ好みではありませぬ。



[ずっと私のそばにいて]おおなみつとし

 学校の先生が親に捨てられた女子生徒の面倒を見ているうちに…、というお話。

 うーん、昔コミックメガストアで飛び出して来た頃は期待していたのになぁ、最近はただ女の子の絵がそこそこ可愛い人という印象しか有りません。



[キスより先はダメっ!]神代竜

 真面目そうな主人公君は大金持ちのお嬢様と付き合っていますが、家のしきたりである時期までは清い体でいないといけないのです。しかし我慢たまらん主人公君を見て、お付きのメイドさんが「お嬢様の代わりに私をどうぞ」とか言ってくれました。

 この人、絵も好きだしエロ度も高いので高評価なのですが、何故いつもどん尻掲載なんだろう。トップに来ても良いくらいだと思います。



巻末漫画(タイトル無し)/織田non

 表紙連動カラー3ページ。表紙の人妻さんが義理の息子の利き手を怪我させてしまい「こうなったのも義母さんのせいだからね、日常生活の面倒見てよね」ということで生活というか性の面倒を見ることになるというお話。

 この人の古っぽい絵柄にもやはりニーズはあるのでしょうか。まあ中年以上の層とか熟女好きにはウケそうですけど。


---------------------------------------

 悪くは無いけど大して良くも無く。