感想:映画「ダークナイト(THE DARK KNIGHT)」(2008年:米)


 地上波・テレビ朝日系での視聴です。(放送日は今年 6/24(日))。


■概要

 クリスチャン・ベール主演のバットマン映画の2作目。2005年の「バットマンビギンズ」の続編。


■あらすじ

 ゴッサム・シティではジョーカーと呼ばれる狂気の犯罪者が暴れまわっていた。同じ頃バットマンブルース・ウェインはゴードン警部補と手を組み、マフィアのマネーロンダリングを徹底的に追及していた。新任地方検事ハービー・デントはバットマンたちを支持し、マフィアたちに断固たる姿勢を示す。ブルースはデントこそゴッサムを救う真のヒーローだと考えるが…


■感想

 確かに面白いといえば面白くて、二時間半目が離せなかったわけですが、なんというかメリハリが無いという気も…、最初から最後までバットマンジョーカーの戦いが延々と続くということで、一本の映画としての起承転結が無くて、30分モノテレビドラマを一挙放送しているような感じ…、まあ高いレベルでまとまってはいましたが、良く言えば中だるみ無し、悪く言えば平板でメリハリなし。どっちと評価すべきなのか難しいところ。

 劇場公開時はジョーカー役のヒース・レジャーの演技が凄い、という評価でしたが、吹き替え版を見る限りベテラン大塚芳忠氏の演技が凄いという感じであります。あとブルースの幼なじみレイチェルですが、全然美人に見えない…、頬がたるんでいてしわが目立つというか。ブルースがちゃらちゃら遊び人気取りの演技時につれている女性陣の方が美人に見えます…

 と言う事で面白いことは面白かったけど、もう一度見たいというタイプの映画でもなかったなぁと。