感想:プロレス雑誌「Gスピリッツ Vol.24」『力道山vs木村政彦 ―プロレスラーが史上最大のセメントマッチを解説する―』


 発売日:2012年6月27日
(※以下、雑誌の内容に触れていますのでご注意ください)

■アマゾン
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4777810410/blackeye-22

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>■総力特集
力道山vs木村政彦
>―プロレスラーが史上最大のセメントマッチを解説する―
>今から約58年前に行われた“昭和の巌流島"力道山vs木村政彦戦は、
>これまで数多くの検証がなされてきたが、本当に答えは出たのだろうか。
>プロレスについてわからないことがある時は、プロレスラー自身に聞いてみるのが一番。


 先日だかに出た「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」に対抗する特集と思われます。レスラーにユーチューブか何かの試合映像を見せてどう思うか解説してもらう企画。色々語っていてそこそこ面白い。それはそれとして、みんな判で押したように

・木村はアマチュア、力道山より弱い
・オレはガチンコを仕掛けられる事があったが、やられたらやり返した。そういう技術を持っている

と言うんですな。あの大仁田厚までもがですよ。まあゴング系の雑誌はファンタジーが売りですからなぁ。



>ユセフ・トルコの「こんなプロレス知ってるかい」
>草創期編――力道山、日本マット界制圧への道


 ユセフ・トルコってまだ生きていたんだ…、日本のプロレス黎明期のお話が面白いですな。



>■追悼――永遠のプロレス少年
竹内宏介氏を偲ぶ

 先日亡くなった竹内さんの追悼。「ゴングのマスカラスか、マスカラスのゴングか」を始めとして、色々な企画をガンガンやっていった竹内さんの功績が語られます。



>アリーバ・メヒコ
>“仮面の魔豹"カネック
>世界が屈した最強のヘビー級王者
>【前編】“UWAの帝王"が王子だった時代


 さすが「メキシコはカネックの魔空空間」とか言われ、メキシコでは異様に強かった(でも日本では弱かった)男。メキシコでは、ハンセンにホーガンにアンドレにビル・ロビンソンにブッチャーにベイダーまで戦っていたのか。

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