雑談:テーブルゲーム:鈴木銀一郎先生デザインのカードゲームRPG「ウルフレンド・クエスト」

■ウルフレンド・クエスト:オリジナルのボードゲーム、カードゲームを製造・販売:翔エンタープライズ
http://www.show-e.jp/wolflend.html
ゲームデザイン鈴木銀一郎
>対象年齢:12歳以上
>プレイ人数:4人
>プレイ時間:60分

>テーブルトーク・ロールプレイングゲームを知っているかな?
>そこで、GMを必要とせず、1時間で終わるシステムが考えられた。それが、このカードゲームだ!
ゲームマスターも、筆記用具も必要ない。ルールも簡単。
>「キーワード」を使って「決めゼリフ」を言うロールプレイングシステムで、PRGに慣れてないプレーヤーにもすぐに楽しめる。

ルールブック
http://www.show-e.jp/role_wolf.pdf

 ロール&ロール誌で鈴木銀一郎先生が何度か書かれていた「カードRPG」です。ルールブックがPDF形式で公開されているため、さらっと読んでみましたが、ずばり言って「カードゲーム」ですね。自キャラ、モンスター、ダンジョン、シナリオ、等がカード化されており、ルールは基本的には自キャラと敵との戦闘ルールだけ。プレイは、

 自キャラを決める
ダンジョンやシナリオ、モンスターを配置
→カードをめくって、そのカードの状況に対応してバトルとかあれこれする
→ラスボスを倒せば終わり
→最終的に一番得点が高かった人が勝利

 みたいな感じです。なんとなく大昔のアバロンヒルのファンタジー系ゲームのような香りが漂いますね。ボードゲームTRPG的な物を作ろうとしている/していたところがそっくり。

 このゲームが初心者を本格TRPGへ導く水先案内人になるとは思えませんが、「短時間でTRPG的な物が楽しめる」という目的は果たせるのではないかと思います。