感想:アニメ「ガールズ&パンツァー」第2話「戦車、乗ります!」


 アニメ「ガールズ&パンツァー」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

ガールズ&パンツァー(GIRLS und PANZER)|公式サイト
http://girls-und-panzer.jp/

 BSデジタル放送BS11での視聴です。

第2話 戦車、乗ります!


■あらすじ

 戦車道を選んだ生徒たちは学校周辺に放置されていた戦車五台を苦労して見つけ出した。翌朝、みほは登校中にふらふらしている生徒を見つけて学校に連れていった。生徒は成績優秀の代わりに遅刻常習犯の「冷泉麻子」(声:井口裕香)だった。部活では自衛隊から派遣されてきた教官「蝶野亜美」(声:椎名へきる)がいきなり実戦練習を指示し、みほたちは4号戦車に乗り込むが、バレー部と歴女チームに狙われる。しかも進行方向には麻子が居眠りをしていた。


■感想

 なんつーかなぁ…、なんとなく「咲」の戦車版みたいな感じがしますが、「咲」が「麻雀が部活動として盛んな世界」という大嘘をなんとなく納得させてくれたのに対し、こちらは説得力がゼロというか…、「戦車の動かし方がわからな〜い」とか言っているのを聞くとなんじゃそりゃぁ感が押し寄せてきて、力が抜けてきます…、ホント、戦車オタスタッフが、ただ戦車を動かす話を作りたいがためにアニメの企画を通したような無理やり感を感じる…

 このアニメを見ていると、なんとなくイカロス出版が発行していそうな「戦車入門」とかいう架空の本が頭に浮かんできます。当然イラストは野上武志氏で、女子高生が5人くらい登場し、一人が戦車に超詳しくて残りは質問を担当し、5人が掛け合い漫才をしながら戦車について一々レクチャーしてくれるという本。そしてこのアニメはそれのアニメ化版、みたいな。


 このアニメは、今は耐える時期で後から花開くのだろうか。それともとっとと見切ったほうがいいのだろうか。吉田玲子ブランドが無かったら間違いなく今回で見捨てるのですが…