感想:アニメ「ガールズ&パンツァー」第4話「隊長、がんばります!」


 アニメ「ガールズ&パンツァー」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

ガールズ&パンツァー(GIRLS und PANZER)|公式サイト
http://girls-und-panzer.jp/

 BSデジタル放送BS11での視聴です。

第4話 隊長、がんばります!


■あらすじ

 大洗女子対聖(セント)グロリアーナ女学院の練習試合が始まった。みほは相手の様子を見つつ戦う「こそこそ作戦」で挑むが、鉄の連携の聖グロリアーナに対し、全く統制の取れていない大洗女子ではまともな勝負にならない。みほは地形を知り尽くした大洗の市街に戦場を移す「もっとこそこそ作戦」に移行し、ゲリラ的な戦いで勝機を見出そうとするが、結局4−5で負けてしまった(バツとしてアンコウ踊りの刑に…)。戦いの後、華は母親に戦車道の授業を受けていることがばれて勘当されてしまうが、華はこれも新しい花を生けるための修行的なものだと考える。

 戦車道の全国大会の対戦組み合わせで、大洗女子はいきなり優勝候補の一つ「サンダース大学付属高校」と戦うことになってしまった。



■感想


 ウハハ、普通あんな荒野で戦端を開いたら「試合=指定された荒野での撃ちあい」だと思っても仕方ないと思いますが、戦いはすぐさま大洗市内ヘ…、って市街戦OKなの?! すごい、たかが女子高生の授業のイベントなのに、戦車で市街で《実弾》を撃ちまくって、家を破壊するのも有りなんて。住民の台詞を聞くと、壊れた分は行政から十分な補償が出るようですので、「いくら壊しても大丈夫」的な言い訳は用意されていますが、なんか設定がムチャクチャですよね。

 あと、みほが4号戦車に凄い機動をさせてマチルダをどんどん討ち取っていきましたが、ああいうのってアリかなぁ? そりゃ正面からマチルダ軍団に撃ち合いを挑んだら数で押し切られるのは自明ですが、だからこそ何か頭を使って計略でいい勝負に持ち込むとか、そういう展開にして欲しかった。トリッキーな操車で勝つというのがアリなら、もうスターリン戦車相手でも何でも勝てちゃうじゃん…、ちょっと期待と違ったなぁ。

 それはそれとして、もうビックリするくらい展開が早い!! 先日まで戦車に乗るのも初めてとか言っていて、これからまた訓練が続くのかと思っていたのに、もう全国大会ですよ? すんごい早回し。まあ、1クールアニメで(だよね?)、みほと姉との確執みたいなのも描くのだとしたら、ぐずぐずしている暇は無い訳ですが…