感想:NHKスペシャル「世界初撮影!深海の超巨大イカ」(2013年1月13日放送)


 NHK 総合での視聴です(放送日:2013年1月13日(日) 21:00〜21:58)。

NHKスペシャル|世界初撮影!深海の超巨大イカ
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2013/0113/index.html

>2013年1月13日(日)
>午後9時00分〜9時58分

>伝説の怪物「ダイオウイカ」。古来より船を沈めると恐れられてきた最大18mに及ぶ世界最大のイカだ。しかし、深海で生きた姿を見た者は誰もいない。地球の海・最後のミステリーといわれる幻の超巨大イカの撮影に、NHKと国立科学博物館などの国際チームが挑戦。世界遺産小笠原諸島を舞台に、科学者やエンジニアなど11カ国から50人のスタッフが結集した。

>透明ドーム型で340度の視界をもつ最新鋭の潜水艇2隻に、NHKが開発した深海用超高感度カメラを搭載、水深一千mの深海に潜航する。目指すのは発光生物や新種の生物に満ちた深海の秘境・トワイライトゾーン
>10年の歳月をかけ地道に調査・準備を進めた末、ついに奇跡を呼び起こす。人類が初めて遭遇したその姿は、黄金にまばゆいばかりに輝いていた!


■内容/感想

 NHKとディスカバリーチャンネルの強力タッグによる番組。

 まず研究チームの「ダイオウイカをすり下ろしたものを水の中に放出してイカフェロモンで呼び出す作戦」とか「クジラにカメラを取り付けてイカとのバトルを撮影する作戦」とかがイマイチ成果が上がらないところから始まって、次に無人探査機を深海に送り込んだところ、ダイオウイカが探査機を襲う映像の撮影に成功。

 「あれ、もうこの時点で生きているダイオウイカの姿が撮れちゃっているけど…」とか思いつつさらに視聴すると、最後に「潜水艇に餌のイカをくくり付けて潜りダイオウイカをおびき出す作戦」がスタート。そして、期待通り暗闇の中からダイオウイカが飛び出してきて、餌に食らい付いてきたシーンを間近でがっちりと撮影。「どうせ、(UFO特番のUFOみたいに)ちょっと出てきたらすぐに逃げちゃうんでしょ?」とか侮っていたら、ダイオウイカが沈降しながら餌をかじりまくって、それを放り出して泳いでいくまで合計20分以上がたっぷり撮影されていました。おおう、なかなか面白かったですよ。