感想:NHK番組:「ETV特集」『音で描く賢治の宇宙 〜冨田勲×初音ミク 異次元コラボ〜』(2013年2月3日(日)放送)


 NHK Eテレでの視聴です(放送日:2013年2月3日(日) 22:00〜22:59)。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■NHK【ETV特集】音で描く賢治の宇宙 〜冨田勲×初音ミク 異次元コラボ〜 2/3(日)夜10時、再放送:2/10(日)午前0時50分
http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2013/0203.html

>日本を代表する作曲家の一人、冨田勲さん(80歳)。自身の集大成となる「交響曲」を作曲しました。その名も「イーハトーヴ交響曲」。テーマは、冨田さんが長年描きたいと思い続けてきた、作家・宮沢賢治の世界です。賢治の4次元的・宇宙的な世界観を、どうやって音楽で表すか。悩んだ末、冨田さんが思いついたのは、なんとインターネットの動画サイトで大人気のバーチャル・シンガー“初音ミク”の起用。こうしてオーケストラと初音ミク、200人の合唱が奏でる、前代未聞の壮大な交響曲が生まれることに。その5か月に及ぶ制作過程に密着。なぜ宮沢賢治の世界に初音ミクなのか。そして、交響曲誕生の裏に秘められた、賢治の「雨ニモマケズ」をめぐる10年越しの約束とは。みずからも少年時代に大地震に被災したという冨田さんが交響曲に託した、東北の被災者への思いとは。人生の集大成だ、という「イーハトーヴ交響曲」に込められた冨田さんの思いに迫ります。

■内容

 2012年11月のコンサートへ向けての準備、およびコンサートの様子を描いたドキュメンタリー。準備編では、

1)初音ミクをどんな風に導入したかという開発の様子について。既存のミクのコンサートは歌も踊りもあらかじめ作っておいて、それを流すだけでしたが、今回のコンサートでは指揮者にあわせて歌う速度も踊りのテンポも変える、というシステムを作って導入。

2)富田氏の宮沢賢治に対する思い入れの理由について

を描いていました。コンサートではミクがフルに歌いまくるわけではなく、ちゃんと少年少女合唱団もいて、ミクも歌い手の一人とて参加する、という形でした。


■感想

 オタク向け番組ではなく、あくまで富田氏が主役の番組ですので、ミクにフォーカスを当てまくったりはしていませんでしたが、まあこんな内容だろうと思っていました。特に凄く面白くは無かったけど、まあちょっとだけは楽しめましたかね。


★おまけ

 富田氏って意外なところで、NHKの「きょうの料理」のテーマ曲も作曲もしていたんですねぇ。