感想:少年漫画誌「別冊少年マガジン2013年4月号」(2013年3月9日発売)


 発売日:2013年3月9日(毎月9日発売)
(※以下、雑誌の内容に触れていますのでご注意ください)

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 「新世界より」は休載です。

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GRINGO 2061 野口佳祐

 新連載。SFバイオレンス物。舞台は2061年。ハレー彗星がやってくるぞーと世間は大騒ぎ。主人公は空手はめっちゃ強いのですが、何かの理由で部活を辞めたようです(まずキャラ付けのため、一人でチンピラ5−6人を半殺しにします)。で、みんなで海辺で彗星を見ていたら、あれあれあれ、彗星がどんどん大きくなるぞ?→大爆発→気がついたら主人公たち3人しかいません。しかも街も無くなって何か異世界みたいな風景になっています。で、そこに怪物が現われました。続く。

 …、ったく、なんで別冊マガジンは新連載を始めるたびに、こんな薄暗くて読むと気分の悪くなるような漫画ばかりなんだよ?と思っていたら、どーやら、イヤボーンで始まった「ベイビーワールドエンド」とか魔女をぶっ殺す漫画「ディアボロのスープ」とかと並んで、『ダークファンタジーコンペ』で連載が決まったそうです→http://betsumaga.weblogs.jp/blog/gringo2061/ どうりで、読むと気分が悪くなるものばかりだ。もう見るからに読むと腹が立ちそうなので今回で見切りです。

 …、あ、そうか、まさにダークファンタジーの「進撃の巨人」が大ヒットしたからそれの再来を狙っているのか…



進撃の巨人 諫山創

 兵士二人が変身した「超巨大巨人」&「鎧の巨人」の前に、人間の軍隊もエレンが変身した巨人もまるで歯が立ちません。

 バトルシーンのみで話に特に進展は無し。



ふらいんぐうぃっち 石塚千尋

 家にめっちゃ不気味な人物(?)がやってきますが、実は春を運んできてくれるいい人(?)でした。

 ほのぼの。



スライムさんと勇者研究部 我孫子

 2話で続き物。スライム少女さんたちは骸骨=スケルトン少女を見つけますが、いきなりモンスター姿に変身して困っているようです。一方生徒会はモンスターを手なづけて、勇者さん出現の時には役立てようと考えています。

 前回シリアスっぽかったのでどうなるかと思いましたが、ゆるいところに落ち着きました。



じょしらく 原作:久米田康治 漫画:ヤス

 3月。ホワイトデーが来ましたが、お返しはキャンディーだったりマシュマロだったり、バレンタインと違ってまるで統一されていません。マリーさんは「どうせ宝石のおまけで付いてくるだけだから何でも良いじゃん」と軽く流しますが、丸京はそこにこだわって…

 丸京が「なんでも統一する組織らしい」と「統一協会」に電話をするのですが、アーメンとか返事してくれたので、アメか麺だと解釈しましたってネタちょっとブラック。
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