感想:アニメ(新番組)「はたらく魔王さま!」第1話「魔王、笹塚に立つ」(2013年4月4日(木)深夜放送)


 アニメ「はたらく魔王さま!」(全13話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■TVアニメ『はたらく魔王さま!』公式サイト
http://maousama.jp/

 BSデジタル放送BS日テレでの視聴です。
(地上波放送:2013年4月〜)


■概要

 同名ライトノベル(原作:和ヶ原聡司(電撃文庫/アスキー・メディアワークス刊))のアニメ化作品。ジャンルは…、ファンタジー風味の変則フリーター物?


■キャスト
真奥貞夫(まおう・さだお)/魔王サタン:逢坂良太
遊佐恵美(ゆさ・えみ)/勇者エミリア:日笠陽子
(他のキャストは後述)

第1話 魔王、笹塚に立つ


■あらすじ

 異世界エンテ・イスラ。魔王サタンとその側近四天王率いる軍団が世界で破壊の限りを尽くしたが、やがて一人の勇者の活躍により人間側が巻き返し、ついに魔王城陥落の時がやってきた。勇者に追い詰められたサタンは、側近アルシエルとともに、一旦異世界に逃走した。

 サタンとアルシエルは全く見知らぬ場所に出現し、不審者として警官に捕まってしまう。サタンは警官に催眠術を使ってここが「地球という星の日本という国の東京という場所」だと突き止める。しかしこの世界には魔王も魔法も存在せず、それらは空想上の物でしかなかった。アルシエルは魔力を使い果たしており、サタンも残りの魔力の流出を食い止めるのに手一杯で、おまけに魔力を補給する方法も無い。サタンは警官から得た知識と催眠術で、戸籍と銀行口座を作り、住居としてボロアパートを見つけ、なんとかこの世界で暮らす基盤を作る。

 しばらくたち、サタンは「真奥貞夫」(まおう・さだお)、アルシエルは「芦屋四郎」(あしや・しろう)として、すっかり日本の生活に馴染んでいた。サタンはハンバーガーショップの店員としてひたすら稼ぎ、アルシエルは魔力を補給する方法を見つけるため、図書館で本を漁る毎日。そんなある日、サタンは見知らぬ女性から、いきなり魔王という正体を指摘される。その相手は、かつてサタンを追い詰めた勇者エミリアだった。



■感想

 原作小説は未読。コミック版も未読。情報ゼロで視聴。

 BS日テレでの放送なのに、驚くべきことに地上波放送と同日・ほぼ時間差無しでの放送ということで、大変ありがたいですな。地方在住者を都会モンと差別しない、極めて寛大な措置です。他の局も見習って欲しいものですよ…

 さて、お話ですが、むーん…、大変な話のボリュームを30分にまとめて、しかもドタバタした早回し感覚無しに進めた技量はたいしたものだと感服しますが、問題は大して面白みを感じなかったことですな。これから勇者も魔王も呉越同舟的に休戦して日々の暮らしが色々大変とかそーいう話を進めるのだと思われますが、あんまし興味が出ない…、とりあえず数回は見続けるつもりですが、第一回目はあんまり高い評価ではございませんな。


★おまけ:その他のキャスト
佐々木千穂:東山奈央
芦屋四郎/悪魔大元帥アルシエル:小野友樹
漆原半蔵/悪魔大元帥ルシフェル下野紘
鎌月鈴乃:伊藤かな恵
鈴木梨香 西明日香
木崎真弓 内山夕実
エメラダ 浅倉杏美
アルバート 安元洋貴
オルバ 宝亀克寿