感想:アニメ(新番組)「銀河機攻隊 マジェスティックプリンス」第1話「出撃」


 アニメ「銀河機攻隊 マジェスティックプリンス」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■アニメ「銀河機攻隊 マジェスティックプリンス」|OFFICIAL SITE
http://mjp-anime.jp/

■コミック「マジェスティックプリンス」のサイト
http://www.heros-web.com/works/majestic2.html

 BSデジタル放送BS日テレでの視聴です。


■概要

 漫画「マジェスティックプリンス」(原作:綾峰欄人×新島光/月刊ヒーローズ)と世界観が同じアニメ(コミックが原作というわけではない)。ジャンルはSFロボット物。2クールあります。多分全24話。


■キャスト
ヒタチ・イズル:相葉裕樹
アサギ・トシカズ:浅沼晋太郎
クギミヤ・ケイ:日笠陽子
イリエ・タマキ:井口裕香
スルガ・アタル:池田純矢
スズカゼ・リン:沢城みゆき


第1話 出撃


■あらすじ

 未来。人類は宇宙人とおぼしき敵「ウルガル」と戦争をしている。前線基地「ウンディーナ」はウルガルの猛攻に陥落寸前で、ついに撤退命令が下される。

 一方、人類側の組織「MJP」では、「ヒタチ・イズル」たち五人からなる「チームラビッツ」が、ロボット兵器「アッシュ」で模擬戦闘をしていたが、いつものようにチームワーク無視でメタメタな成績に終わる。五人は教官「スズカゼ・リン」に叱責されるが、その直後突然五人は実戦に参加するように指示される。彼らには最新鋭のアッシュが与えられ、ウンディーナからの撤退戦を援護するように命令される。五人は初の実戦に苦戦しつつ、なんとか任務をこなして撤退を成功させるが、基地にはまだ民間人が残っていた。ヒーロー志望のイズルは、民間人を見捨てられないと、上司の命令を無視して迫る敵軍に突っ込み、なんと敵を追い払ってしまう。



■感想

 コミック「マジェスティックプリンス」は愛読していますが、ストーリーはもちろん、キャラデザまで完璧に違うので参考にはなりません…、コミック版のキャラのほうが平井絵より余程好感が持てるのですが…

 お話は物凄い直球勝負。ひねくれたアニメオタクを意識したようなスカしたところは微塵も無く、最近全然見なくなったような王道というか小中学生辺り向けというかのストレートな巨大ロボット物となっております。キャラの顔がコミカルに崩れたりするところや、メインキャラたちの掛け合いも、かなり初心者向けというか、とにかく徹底的に「オタクに媚びる要素」を排除しているように見えますね。そこがややまどろっこしいというか幼稚に感じる部分も有りましたが、オタク向けすぎてとても耐えられないよりは良いか。


 とまあ、出だしはかなり微妙だったわけですが、スタッフが、

監督:ヨルムンガンド元永慶太郎
脚本:けいおん!とかガルパンとかもう売れっ子の吉田玲子氏

 ですので、少なくとも失敗はありえないわけで、今後面白くなっていくのではないかと期待するわけです。ということで、もうちょっと見続けますよ。