雑談:引用:『オタクにとっての「教養」は崩壊した。次は「常識」がなくなるだろう。』

●オタクにとっての「教養」は崩壊した。次は「常識」がなくなるだろう。(2124文字):海燕のゆるオタ残念教養講座:ゆるオタ残念教養講座 - ニコニコチャンネル :エンタメ
http://ch.nicovideo.jp/cayenne3030/blomaga/ar197249

>このお話のなかに「剣聖ラインハルト」という人物が出て来るんですね。ぼくはこの名前を見たとき、ちょっと苦笑してしまいました。いやいや、ラインハルトといえば金髪の孺子だろう、と(笑)。


>ひょっとしたらわからないひとがいるかもしれないので解説しておくと、ラインハルト・フォン・ローエングラム田中芳樹銀河英雄伝説』の主人公(の片割れ)です。ぼくのなかではラインハルトといえばこの金髪の若者であって、ほかのラインハルトなどありえないんですね。


>あまりに有名なキャラクターだから、ほかの作品でもかれの名前を使用することは避けて当然だと思うんだけれど、この作品ではそういう配慮はされていないみたい。で、ふと思ったのは、ひょっとしたら作者さんは『銀英伝』を読んでいない世代のひとなのだろうか、と。


>ぼくの感覚では、まあ『銀英伝』を読んでいないことはまだありえるとしても、ラインハルトの名前すら知らないなんてことはありえないことなんですが、もうそういう時代じゃなくなっているんだろうなあ。


>昨日のラジオでも少し話したんですが、オタクにとっての「常識」というものが急速に崩壊しつつあるようです。

 続きがあるらしいのですが、もうここまででも面白すぎる。


 じゃあ、こんなイチャモンもありですね


・この「銀河英雄伝説」という小説には、ラインハルトという人物が出てくるんですよね。ラインハルトといえば、ぼくにとっては「ラインハルト・ハイドリヒ」(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%8F%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%92)であって、他のラインハルトなどありえないんですね。(銀河英雄伝説の作者の)田中芳樹って人はそんなことも知らない世代なんでしょうね。


とか


・この「涼宮ハルヒの憂鬱」という小説には、長門有希という(中略)ぼくにとっては「超人ロックの銀河皇帝ナガト」であって(後略)


とか


・この「エヴァンゲリオン」という映画には、アスカという(中略)ぼくにとっては「怪傑ズバット飛鳥五郎」(後略)


とか


・この「ハリー・ポッターとXX」という小説には、ハリーという(中略)ぼくにとっては「ダーティーハリーのハリー・キャラハン刑事」(後略)


とか、もういくらでもいけますな。


 と、イチャモンはともかく、人をあざける前に、自分がパブロフの犬並に「ラインハルト→銀英伝」という貧弱な連想しか働かせられないことをまず嘆くべきじゃないんですかね。