感想:アニメ「翠星のガルガンティア」第5話「凪の日」


 アニメ「翠星(すいせい)のガルガンティア」(全13話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■「翠星のガルガンティア」アニメ公式サイト
http://gargantia.jp/

 BSデジタル放送BS11での視聴です。

第5話 凪の日


■あらすじ

 レドは一日中ブラブラしているのも嫌なので仕事探しを始めるが、どうにもできる事が見つからない。そんな時、突然ガルガンティアが停止した。理由は「凪」になったからで、ガルガンティアでは凪の日は波が弱いため、船団を止め修理に徹し、修理関係者以外は休むことが習慣となっていた。ピニオンは大量の肉を手に入れると、エイミーやレドたちを誘って焼肉パーティーを始めようとするが、「あるもの」が足りないことに気がつき、レドに取りに行かせる。レドが散々苦労して持ち帰ったものは「焼肉のタレ」で、主要キャラが会して焼肉をたらふく食べた辺りで凪が収まりパーティーはお開きになった。


■感想

 あからさまなサービス回。エイミーがド派手な水着を着ているのを手始めに、あと影が薄くて存在の必要性も疑われる女性キャラたち(サーヤ、メルティ、ベローズ、リジット)も、さあエロ同人誌を作ってくださいな、とばかりにエロい水着姿を披露。さらに、レドがマッチョオカマに追い回されたり、チェインバーが焼肉を炭にしたり、と楽しいイベントも満載。明るくて楽しくて愉快な回で満足満足…、ってちょっと待て〜。なんか最初から一歩も先に進んでないんですけど。このアニメが「宇宙から来た、戦争しか知らない少年が船団に馴染むまでを描くホームコメディ」だったらともかく、多分違いますよね? こんなにゆっくりしていて「本筋」が描けるの?

 あっそうかぁ、虚淵アニメなのだから、最後にはえげつないことになるはずで、そのために今はほのぼのした雰囲気なのですね? 後で視聴者を「うわっ…、勘弁して…(絶句)」みたいな欝な心境に突き落とすために、今は準備期間ということか。予想としては、8話くらいから強烈なことになって、とりあえずサーヤ・メルティあたりは地球にいきなり降りて来た銀河同盟軍に殺されて、ということになるのではないかなぁ。