感想:少年漫画誌「別冊少年マガジン2013年8月号」(2013年7月9日発売)


 発売日:2013年7月7日(毎月9日発売)
(※以下、雑誌の内容に触れていますのでご注意ください)

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アルスラーン戦記 原作:田中芳樹 漫画:荒川弘

 なんとなくペルシャとかあの辺りをモデルにしたような架空の国が舞台のファンタジー物。大国の王子で天真爛漫なアルスラーンに、お父様もお母様も冷たいです。


 新連載。あの有名な(しかし確か未完の)小説が、「銀の匙」「鋼の錬金術師」の荒川弘氏の手で漫画化。しかしおさーんな身としては、1990年代に中村千里先生が描いていたバージョン(例: http://www.amazon.co.jp/dp/4048526537 )のイメージが強くてどーも違和感が。それにどうせ以前シリウスで連載していた「タイタニア」みたいに半端なところで終わりなんだろうし。



進撃の巨人 諫山創

 ライナー&ベルトルトの裏切りコンビは、エレンとユミルをつれて逃げようとしますが、調査兵団のみんなが追いかけてきました。で、ユミルは「ここでクリスタを拉致ろう、邪魔するならお前らもぶっ殺す」的なことを言い出しました。で、巨人に変身してクリスタをがぶっと食べてしまいました。


 なんかユミルが60年放浪していたとか言っているんですが…、もうこれ、『巨人は実は全員人間が変身したもの』ということになりそうなんですが。過去の生体実験が暴走して巨人が生まれて人類を追い込んで、みたいな展開と予想。



ふらいんぐうぃっち(隔月連載) 石塚千尋

 ふきのとうをつんでテンプラにして食べました。


 もう魔女漫画でもなんでもない田舎のほのぼの学生ライフ漫画になってる…、



スライムさんと勇者研究部 我孫子

 1話目「勇者部は合宿に行くものの、ついてきたスケルトン少女はスライムさんが大好きであのぷにぷにに包まれたい」、2話目「勇者部が洞窟探検を始めたらマジに危険だった」の2本です。


 ぷにぷにがたまらんね。



新世界より 原作:貴志祐介 漫画:及川徹

 バケネズミが人間をぶっ殺すため猛攻をかけてきました。さらに突然変異の極悪人間「悪鬼」が大暴れ。


 女の子の裸が載って無いんですけど。あと、もはや未来世界SFではなく、前半は「恐怖!バケネズミの襲撃」的動物パニックホラーノリ、後半は「13日の金曜日」的なスラッシャー/スプラッターノリで、この漫画はどこに行くんだろうという気がする。キャラの絵が可愛いので、なんとかついていけてますけど…



じょしらく 原作:久米田康治 漫画:ヤス

 某漫画家がアシスタント募集で実力を見るための絵を送ってもらったら、見るものを感動させるような油絵が届いて、もうそっちの道に進めよと言いたくなりました。とこのように世の中には「カテゴリーエラー」というものが存在します。


 町田市がカテゴリーエラーってなんだろう。
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