雑談:引用:ゲームブックネタ:「送り雛は瑠璃色の: いよいよ、今夜リリース!: iGameBook official blog」

送り雛は瑠璃色の: いよいよ、今夜リリース!: iGameBook official blog
http://blog.igamebook.jp/article/370123869.html

 伝説のタイトルが来ましたよ。

 この作品は、

1)1980年代後半に社会思想社(既に消滅)のゲームブック雑誌「ウォーロック」(休刊)」に掲載されて人気を博す
2)1990年に単行本化
3)2003年に創土社から改定版が発売
4)今回のアプリ版発売

 と繰り返し発売されるのを見ても解るように、ゲームブック好きから猛烈に支持されているタイトルです。現代日本を舞台にした高校生が主人公の作品ですが、和歌や古い伝承などをテーマにした独特の世界観は、万人向けではないものの、好きな人には堪えられないようです。その証拠に、社会思想社版はなんと今でも(最低でも)8000円台で取引されています。


 ホレ、この通り。

送り雛は瑠璃色の (現代教養文庫アドベンチャーゲームブック) [文庫]
http://www.amazon.co.jp/dp/439011364X/


 その後出た創土社版は、社会思想社版に載っていた表題作以外のミニ作品2本「顔のない村」「夢草枕、歌枕」をそぎ落としている上、バグがあるとのことで評価はイマイチの模様。

送り雛は瑠璃色の [単行本]
http://www.amazon.co.jp/dp/4789301192

 コメント欄の評価が辛らつの一言ですが、まあ私もこの内容を見て社会思想社版を苦労して探して購入しましたわ。


 今回のアプリ版はどちらのバージョンなんでしょうね、バグは直っているのかな、イラストが今風なのはいいけど、ちょっと物語の雰囲気にあってないのでは、「顔のない村」を別売りなのは仕方ないのかな、とか色々と考えてしまうところですが、プレイした人の評価を聞きたいところです。