感想:アニメ「宇宙戦艦ヤマト2199」第23話「たった一人の戦争」(2013年9月8日(日)放送)


 アニメ「宇宙戦艦ヤマト2199」(全26話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

宇宙戦艦ヤマト2199
http://yamato2199.net/index.html

MBS 宇宙戦艦ヤマト2199 番組サイト
http://www.mbs.jp/yamato2199/

 地上波・TBS系での視聴です(放送:毎週日曜 17:00〜17:30)。

第23話 『第二十三話 たった一人の戦争』


■あらすじ

 ヤマトはガミラスの宇宙要塞「第二バレラス」からのガミラス波動砲による攻撃を回避した。そしてガミラス艦隊を突破すると、ガミラスの首都バレラスに突撃し、そのまま総統府のビルに突っ込んだ。ところがデスラーは総統府に隠していた宇宙船で宇宙に飛び出してしまう。さらにデスラーは第二バレラスの一部を切り離して、バレラスめがけて落下させる。デスラーはバレラス破壊のあと、新首都・第二バレラスをイスカンダルに向かわせるつもりだった。しかしヤマトは波動砲で落下してくる第二バレラスの一部を破壊した。デスラー波動砲でヤマトごとバレラスを破壊しようとするが、雪が細工していたため波動砲は大爆発し、第二バレラスは崩壊した。またその爆発で親衛隊艦隊も巻き添えになり、ギムレーは死んだ。雪は助かって古代に救助された。


■感想

※以下、辛口の感想になっておりますので、本作品が好きな方はご注意ください。

 …、…、…、ヤマト2199は最後に来てバカアニメと化しました。

 まず、バレラスのビルにめり込むヤマトを見て「あっ、アホか?」ともうあきれ返ってしまいましたわ。何これ、「海底軍艦」? 「戦えマイティジャック」? 何故に戦艦がビルにめり込む必要がありますか?

 また、デスラーは「罪を全て背負う」とか格好いい台詞を口にしながら、結局独り相撲で自滅、親衛隊艦隊も一瞬で壊滅と、幼児向け特撮番組でもここまで酷くねーだろ、みたいなやっつけ展開に…、「これが1970年代版の矛盾を潰して作ったという新作か…」と言いたい。ここでの台詞はズバリ「トホホ」しかないのではなかろうか。70年代版の『酸の海に潜って波動砲で火山脈を撃ってガミラスを壊滅させる』と、今回の話とどちらが格上なのだろうか。


 次回予想。ディッツがガミラス本星に駆けつけてきて棚ぼたで新政権を樹立する。ヤマトがイスカンダルについたら、スターシャがぷんぷん怒りながら「波動砲なんて作る野蛮人にコスモリバースシステムは渡さない」とかごねますが、ユリーシャが説得してなんとか渡してもらって、地球目指して出発!! …、まあ別に地球がヤマトの帰りを熱望しているような雰囲気でもないですけとね。結構地球のみんなは悠々自適で暮らしていそう。


☆蛇足

 ヒスがここに来てヒルデを助けたり良い人化してきたのにビックリですな。