感想:アニメ「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 The Animation」第12話「超高校級の不運が超高校級の殺人と超高校級の処刑と超高校級の絶望を引き寄せた理由」


 アニメ「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 The Animation」(全13話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■TVアニメ「ダンガンロンパ」公式サイト
http://www.geneonuniversal.jp/rondorobe/anime/danganronpa/

■原作ゲームサイト
http://www.danganronpa.com/

 CS放送・AT-Xでの視聴です。

第12話 『#12 超高校級の不運が超高校級の殺人と超高校級の処刑と超高校級の絶望を引き寄せた理由』


■あらすじ

 学級裁判を前についに学校の全ての場所へ行けるようになった。各所の探索の結果、誠は自分たちがかつて学園長に会っていたことや、おそらくこの学園で授業を受けていたという事実を知る。そしてついに学級裁判が始まった。誠は自分たちが全員モノクマに記憶を奪われていたことを見抜き、モノクマもそれを認める。さらに誠は、今回起きた「戦刃むくろ」殺しは、実は死体置き場から「江ノ島盾子」の死体を盗み出して殺人が有った様に偽装しただけだと推理する。そして、今まで自分たちが「江ノ島盾子」だと思っていた人物は実は「戦刃むくろ」で、本物の江ノ島盾子はまだ生きていて、全ての黒幕だと指摘する。それを聞き、黒幕である「超高校級の絶望」江ノ島盾子がついに姿を見せる。


■感想

 誠君がここにきて超推理を連発しすぎ。ゲームなら自分のペースで進められるから、ここまで巻きの入った展開にならず納得しながら進められるのでしょうが、アニメだと「何、何、何? 展開が速すぎて頭が追いつかない…」と悲鳴を上げたくなります。

 誠は集合写真から「江ノ島盾子が怪しい」と導いた訳ですが、視聴者はパパッと見せられただけなのに、「写真に江ノ島盾子の顔が写っていない! つまり黒幕だ!」とか言われても「ええっ、そんな手がかり気が付くか!」と不公平感しか感じません。つまるところ、「視聴者はゲームをプレイしていて話を知り尽くしている」という前提なんですかねぇ。

 まあ9月26日売りのファミ通に書いてあった様に「アニメで、ゲーム同様手がかりをじっくり見せていたら4クールでも足りない」と言われたら、そうだろうなと言うしか無いわけですけど。

 次回最終回。