感想:アニメ(新番組)「勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。」第1話「勇者になれなかった俺はレジを打っています。」


 アニメ「勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■「勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。」【勇しぶ】オフィシャルサイト
http://www.yu-sibu.com/

■原作小説サイト
http://www.fujimishobo.co.jp/sp/201204sibuyu/

 CS放送・AT-Xでの視聴です。


■概要

 同名ライトノベル(原作:左京潤/富士見ファンタジア文庫)のアニメ化作品。ジャンルは『一応』剣と魔法系ファンタジー物。略称「勇しぶ」。


■キャスト
ラウル・チェイサー:河本啓佑
フィノ・ブラッドストーン:田所あずさ
(他のキャストは後述)

第1話 勇者になれなかった俺はレジを打っています。


■あらすじ

 剣と魔法系で魔王とかが存在する世界。「ラウル・チェイサー」は魔王を倒すため勇者を目指していたが、2年前勇者が魔王を倒してしまい、世の中に勇者は不要となってしまった。そして現在、ラウルは家電店「マジックショップ・レオン王都店」で働いていた。ある日、店に「魔王の子供」の「フィノ・ブラッドストーン」がアルバイトの面接に現われ、店長のセアラはあっさり雇ってしまう。ラウルはフィノの教育係を命じられるが、常識の無いフィノに振り回される。そして夜、ラウルはフィノが実は女だったと気が付く。


■感想

 原作小説は未読ですが、漫画版(ヤングガンガンで連載→http://www.square-enix.co.jp/magazine/yg/introduction/yu-sibu/)は読んでいるため基本的なところは把握済み。


 さてアニメですが…、参った、まったく面白くない…。漫画版は思いっきりギャグで、常識の無い魔王の娘が主人公を振り回すという展開で結構面白いのですが、アニメのほうは「普通、つまりギャグじゃない」ので、全くもって面白がる要素が有りません。バカ話じゃないので、剣と魔法の世界に家電店とかコンビニとかがある世界観は「何故そうなる」という違和感しかないし、展開はたるいし、ギャグらしいものはまるで笑えないし、声優は上から下まで演技が不安だし、絵はイマイチだし。


 そういう質の低さをエッチ要素で補おうというのか、女性キャラは胸揺れとパンチラのオンパレードですが、作品の質が低いのでそういう施策も裏目というか「こうでもしないと人気が取れないとわかっているのね…哀れすぎる…」という感想しかもてません。

 いやー、これはダメだ。一回目から退屈で仕方なかったのですが、次回もコレならもう切り捨てる。漫画版のイメージでちょっと期待していただけに、余計にダメージが大きいや…


★キャスト情報の続き
セアラ・オーガスト島形麻衣奈
バイザー・クロスロード:川原慶久
ノヴァ・ルミナス:曽和まどか
ロア・ベリフェラル:宝木久美
エルザ・クルーシアル:新田恵海
ラムディミア・ド・アクセィメモール:山田奈都美
アイリ・オルティネート:岩崎可苗