感想:アニメ「犬とハサミは使いよう」第10話「光陰犬の如し」


 アニメ「犬とハサミは使いよう」(全12話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■TVアニメ「犬とハサミは使いよう
http://inuhasa.jp/

 BSデジタル放送BS日テレでの視聴です。

第10話 『第拾話 光陰犬の如し』


■あらすじ

 映見は様々な状況証拠から、死んだ和人が犬に取り付いていることを確信する。映見は生前の和人に自分が書いていた小説を褒められたことで小説家を目指した。そしてついにデビューするものの、自分が秋山忍のコピー的な「偽者」だと感じ、自分が本物となるために『本物』秋山忍を消そうと、小説の中に秋山忍を傷つけたくなるような暗示を潜ませていた。今まで霧姫を襲ってきたストーカーは、皆映見の小説の読者で、その暗示に操られていたのだった。霧姫と映見は雌雄を決するため、小説家業界伝統の対決方法『どちらが先に100ページの短編小説を書けるか』勝負で対戦し、霧姫が辛勝した。最終的に霧姫と映見は先輩後輩ということになって和解した。


■感想

 そうそう、こういう「小説家同士の執筆バトル」とか「本の中の暗示で事件が起きていた」とかいう「小説家としてのキャラを生かした話」が見たかったんですよ。遅ればせながらようやく希望に沿った内容になってまいりました。遅すぎたという気もいたしますが。

 残り2回。