感想:NHK番組「ABUロボコン ベトナム・ダナン大会 日本代表 世界一への道」(2013年9月23日(月)放送)


 NHK番組「ABUロボコン ベトナム・ダナン大会 日本代表 世界一への道」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

NHK ロボコン
http://www.nhk.or.jp/robocon/

■“ロボコン”公式ホームページ
http://www.official-robocon.com/

 NHK総合での視聴です(放送日:2013年9月23日(月) 14:00〜15:00)。


■概要

 大学ロボコンの2013年の世界大会。

ロボコンの世界大会で、日本代表・金沢工業大学が8年ぶりの世界一に輝いた。次々と迫る危機を乗り越えて勝利を勝ち取った日本チームの激闘と、知られざる舞台裏に迫る。


ロボコンとは、手作りのロボットでスピードや正確性を競う競技。今大会のルールは、手動と自動の2台のロボットを操って円筒形のオブジェを次々とリングに投入し、最後に4メートル離れた小さなテーブルに向かって発射、着地させるというもの。先月行われた国際大会には18の国と地域が参加。日本は過酷なアウェーの環境を前に、想定外のマシントラブルに直面しながらも見事に乗り越えた。誇りをかけた若者のドキュメント。

>語り 若本規夫


■大会詳細

開催日 2013年8月18日(日)
場所  ベトナム・ダナン


■競技課題

>「THE GREEN PLANET」

>参加チームは、手動ロボット、自動ロボットの計2台のロボットを作成し、地球が描かれたフィールドを進みます。

>フィールド奥には月に見立てた台が設けられています。2台のロボットが地球を緑の「木の葉」で埋めた後、自作の「苗木」を約4m先の月に向かって飛ばし、見事着地させれば「グリーンプラネット」達成となり勝利します。競技時間は3分間。赤チームと、青チームの対戦形式です。

1)手動(操縦)ロボットが「葉」(に見立てた円筒形の物体)を拾い上げ、所定の位置に落とすと得点
2)続いて手動ロボットが葉を特定の場所に置き、それを自動ロボットが拾い上げる
3)自動ロボットが葉を所定の位置に落とすとまた得点
4)自動ロボットが「苗木」(に見立てた吸盤つきの矢的な物)を拾い上げ手動ロボットに手渡す
5)手動ロボットが苗木を打ち上げ、4メートル離れた台の上に着地させればフィニッシュ!



■感想

 今回はタイトルで丸解りのとおり、日本が優勝しました。しかし、大会前のテスト走行では「床がすべって上手く止まれない」「葉がザラザラで滑らない」という二大問題に直面して、いきなり暗雲が立ち込めます。予選リーグではその辺りが解決できなくてもうタイムはめちゃくちゃ。早速部品を改造したりいろいろするものの、プログラムが現地の状況に上手く適応できず、どの試合の前も見ているほうが手に汗握るパニックぶり。そして最後の試合で完璧に仕上がって、強敵ベトナムを破って優勝!という、もう作ったような展開でした。しかしロボコンにそんなに思い入れはないつもりでしたが、それでも日本が勝つと嬉しいもんですねぇ。


★おまけ

 ナレーションは悪役声で有名な若本規夫氏。いちいちなんか悪役風の言い回し。いやぁ、この人にナレーションは向いてないでしょ。



■結果

●[ABUロボコン]大会結果
http://www.official-robocon.com/jp/abu/abu2013/rusult.html

準決勝第一試合 ○日本(金沢工業大学) VS ベトナム
準決勝第二試合 ○ベトナムA VS インドネシア×
決勝      ○日本 VS ベトナム