感想:アニメ「帰宅部活動記録」第10話「人は見かけによれ」他


 アニメ「帰宅部活動記録」(全12話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

帰宅部活動記録|日本テレビ
http://www.ntv.co.jp/kitakubu/

 CS放送・AT-Xでの視聴です。
(地上波放送:2013年7月〜10月(全12話))

第10話


■あらすじ

記録の三十二「人は見かけによれ」

 夏休み明け。二学期デビューで見た目を変えるというテーマから、人はわりと見かけによるという話になり、アニメでも赤い髪は熱血、青い髪はクール、緑髪のキャラは人気なしとか色々トーク。最後に桜の生意気セリフにイラッと来たクレアと牡丹は、「生爪をはがす」と桜の爪にお経を書き込んで(小泉八雲ネタ)〆。



記録の三十三「見学! 萩調流古武術

 牡丹は帰宅部の部員たちと共に宿敵「萩調流」の道場に出稽古に出かけ、四天王のうち、男三人は容赦なくなぎ倒す。しかし紅一点の朱雀は牡丹と友達感覚で、昔牡丹に薦められた変なシャツを大事にしていた。稽古からの帰り、夏希は牡丹のほうは別に朱雀を友達とは思っておらず、嫌がらせでその日見た中で一番変なシャツを薦めた、と聞かされて微妙な表情になる、というひどいオチ。

(最後ファミレスに入ってトークするのですが、店員は「六名様」と言っていて、また水も誰もいない席に出されていて、しかも部員たちは気にしていないという変なシーンで終わります)。



記録の三十三・五「女子だけ5人百物語」

 何故か帰宅部は百物語をしている。最後は桜が「一人増えたはずなのに誰が増えたかわからない」という話で締めくくり、ろうそくを吹き消そうとする。花梨は最後のろうそくが消えたらどうなるのかと怯えているが、桜が「真っ暗になって作画が楽になる」という身も蓋もないせりふで〆。



記録の三十四「ゆずらないよ」

 桜は部員が五人いるので体育祭の部活動対抗リレーに出ようと言い出す(ちなみに帰宅部は正式な部活ではないが、別に仲良しグループとかが参加してもかまわないという説明あり)。桜は練習のためグラウンドを使用中のサッカー部に場所を開けてくれるように頼みに行くが、話がこじれてサッカー対決することになってしまい、勝てばグラウンドを使えるが負ければ花梨をマネージャーとして差し出すことになってしまう。しかし牡丹のシュート(本人曰くパス)のすさまじい勢いにサッカー部がビビッてそのまま試合放棄し、帰宅部の勝ちとなった。

 体育祭当日、帰宅部はぶっちぎりで優勝するが、5人走ったはずなのに、花梨は応援していただけだという。で、最後の一人は誰なのか…、と不気味な余韻を漂わせながら幕。



■感想

 記録の三十二の「小泉八雲ネタ」ってあざらしに言われないと解らなかったぞ…

 それにしても、今回はなんだったのか。記録の三十三のオチが妙だったのでなんなんだこれは…、といぶかっていたら、最後の最後への伏線だったのか…、記録の三十四で花梨を差し出す話を聞いてクレアがぶちキレたシーンに笑った。