感想:漫画誌「AneLaLa(アネララ)3号」(2013年12月5日発売)


 発売日:2013年12月5日(3,6,9,12月の5日発売)
(※以下、雑誌の内容に触れていますのでご注意ください)

■オトナガールに贈るLaLa新増刊 AneLaLa白泉社
http://www.hakusensha.co.jp/lala/anelala/

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唐沢千晶 田舎の結婚

 主人公くんはメガネで身長150センチ台の地味男子。弟がイケメンで女に不自由しないのと比べて女性とのお付き合い経験ゼロ。必死で婚活パーティーとかに出ていますが、全く成果がありません。ところがある日、意中の人とうっかり番号を書き間違えて、全然知らない女性とカップルになってしまいます。知らない人ですし相手の方が身長が遥かに大きいし、と、お付き合いする気は無かったのですが、会ってみると意外と上手くいって…


 ついに巻頭カラーです。確かにイマイチ読むところの無いアネララではこのシリーズは光っていますので当然の結果かしら。それにしても、この人がこういう「婚活とかがテーマの漫画」で活躍するとはララ時代には思いもしなかったなぁ。



呉由姫 モノクロレーダー

 仕事に手を抜きまくりで男にしか興味が無いような主人公が色々有って、37歳カメラマン(生活能力ほぼゼロ)と出会ってその内惹かれていくお話。

 あー、やはり「絵は綺麗ですが話はイマイチ」系でした。



小椋アカネ 女王様の事件簿

 主人公は若手地味刑事で、女王様的な同僚に振り回されています。ある日、女性が麻酔を撃たれて昏睡させられた隙に顔にいたずら書きをされるという事件が発生。警察としてはまともに取り合う気は無かったのですが、女王様が捜査に乗り出します。


 ああ、この人までアネララに…、ララ本誌との切り分けが良く解らないなぁ。「もうそろそろ年齢的に女子高生の恋愛漫画を描くのは辛い」というベテランがこっちに描くのだと思っていたのですが…、小椋アカネさんもそろそろ女子高生とかの漫画は卒業ということかしら。あ、漫画の中身は「そこそこ」でした。ちょっとがっかりだ。
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