アニメ「WHITE ALBUM2(ホワイトアルバム2)」(全13話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)
■WHITE ALBUM2 TVアニメ
http://whitealbum2.jp/■原作ゲーム(18禁)サイト
http://leaf.aquaplus.jp/product/wa2ic/index.html
BS11での視聴です。
第11話 『#11 雪が解け、そして雪が降るまで』
■あらすじ
かずさの回想。三年生二学期(2007年9月)〜現在(2008年2月)。かずさが学園祭の後に眠りこけていた春希にキスしていたとか、1月の温泉旅行の帰りに泣いていたとか色々の描写の後に現在に戻る。
春希はかずさの告白に思わず抱きしめてキスするが、かずさから拒絶される。
■感想
何回もサブタイトルらしきものが出て来るため、どれが今回のタイトルなのだかさっぱり解らない……、とりあえず前回と同じにしておきます。
さて、今回はかずさ視点のお話という事で、かずさの「友人に想い人を取られてもけなげに耐える女」的な描写が一杯で実に良い話だったと思うのですが……
しかし、最後が〜。かずさがキスの後、春希を引っぱたいて、さらに「なんでそんなにキスに慣れているんだ。何回雪菜とキスしたんだ」と責める場面。まあね、かずさの嫉妬を明確に示してくれる台詞では有るのですが、第三者視点で見ると、かずさの心情に同情するよりも、「春希もこんな事言われてさぞ困ったろうなぁ」(ト書き:笑い)、みたいな気持ちの方が強くてね……、また、その他にも「春希って雪菜と恋人なのに、何の躊躇も無くかずさにも手を出したよなぁ……、こいつ節操無さ過ぎでしょう」とか、そういった微妙な感想の方が強くて、結局なんともいえない残念な余韻が残ってしまいました…
やはりアニメで恋愛ドラマを上手くやるのは難しいみたい。アニメ版「true tears」は奇跡みたいなものだったんだろうなぁとしみじみ。